kikuyamaru's blog

こちらにはノンジャンルの長文などを書いています。

「お気に入りです。」「どこが好きなのですか?」「わかりません」 じゃん

おともだちに「いろんなヒーローを見に行ってる中で、スタージャンはお気に入りですか?」
と、聞かれました。リアルに。対面で。
 
「お気に入りです。」
 
「どこが好きなのですか?」
 
「わかりません」
 
ときどき聞かれますが、わかりません。もう1年半ほども考え続けてます。
 
どうも本気では惚れてないんじゃないか…と前から思っています。思ってるうちにアレ?。なんだろう、この写真の山。アレ?(苦笑)
 
 
例えば映像作品も他人にお勧めするほどの自信はありません。
 
ちょっと脱線しますけど、「無駄に豪華」「普通に面白い」。Twitterなんか見てると、これが世間のパッと見の評価のようです。無駄に豪華っていうのは配役のことですね。
そこまでするほどのジャンル or 作品じゃないのに不釣り合いに豪華ー、ってことだよ。
無駄とか言わせないようになりたいものです。
だけど、一時期まっさきにそれを宣伝に使っていましたね。あの人も出てる、この人も出てる。それは、すごいかもしれないけど、君たち自分の作品や活動自体のことをもっと宣伝しなさいよ、と思ってました。
特撮好きの人から見ると、アクションが少ないとか、まあ、いろんなことを言われます。
ご当地ヒーローの割によくできてる、とかいうのは「ご当地ヒーロー」が一般的にそういう品質だと思われてるという偏見を表してるに過ぎません。実際は、今、品質の高い作品いっぱいでてますから、まず自分の目で見て、耳で聞いて、ご判断を。
 
 
あ、戻りますね。
 
地域の活動はどうか。
ご当地ヒーローですから、そういうことはするもんだと思ってます。
連日、幼稚園で防犯教室をしたり(こういうときも学、巡が変身してます。)、官公庁の急な要請にも対応するのは、とっても大変だと思うし、ねぎらってあげたいですが、それが好きな理由ってわけでもないよね。
 
じゃあ、モノが好きか?
 
そもそもワタクシ、スタージャンのスーツがそんなに好きじゃないです。顔は好きですが(慣れた)、全体的にあんまり。
最初にWEBサイトで見たときに、とてもさびしそうに立っていた(ようにみえた)孤独なこどものようなスタージャンさんを見たときの、なんともいえないビミョーな気持ちは忘れません。
 
特にヘビ柄が嫌いだ。
(どこに蛇が?と思うかもしれませんが、映像で使うスーツは質感の違うキンキラのはぎ合わせでできています。ショーアクション用のスーツは、爬虫類柄と金色のはぎ合わせなのです。こちらが元々のデザインのようです。タイガジャンのは虎柄の伸縮する布地を探したらしいですが、なかったので、こちらも爬虫類柄だそうです。このへんはデザイナーさんのWEBに記載されています。)
 
で、金と黒と緑というカラーリングも嫌いだ。
 
あと、学ちゃんの私服の豹柄もやだ。
 
学のキャラクターもそんなに……あ、学ちゃん、なんでもないよ。
 
そして何回も書いてるけど巡はキャラが不明である。
 
 
俳優さんのファンか?
俳優さんが他の作品に出ているのをろくに観たことがないです。ファンなんでしょうか私???。
 
(一応フォローしておくと、俳優さん達が自分たちに見せてくれている面は好きです。演じて終わり、にはならない心遣いのある方々です。)
 
しかし、役が降りてくるということがあるとしたら、目の前に降りてきたスタージャンを見るのは好きなんだな。
特にスタージャンを「追っかける」のは面白い。
比喩ではなくて、ほんとに、物理的に追っかけるのが、面白いです。どこ行っちゃうかわからないので、とりあえずついていったり、ときには先回りしたり。(これは後ろ向き歩きになるのでちょっと危ないんだが)。
頑張って本を書いて、アクションをしてくれているところを、予定にない意味不明行動のほうが面白いとか言っちゃうのは申し訳ないんですけど、すみません。面白いんで。
# 誤解されそうなので書いておくと、本人にわからないように尾行してるわけではございません。グリーティングのときに、ヒーローがうろうろしまくるので、待ってくれよーってなってるのが真相。#
 
本当にミクロなところをいうと、動くものは面白い。動くものに個性を見出したりするとなお面白いとかいうレベルに落ちてしまうんではないかと思います。
(もちろんその個性の源は人間なわけだけどね。)
 
ショーも面白いですよ。標準以上をいってると思いますよ。Not so bad. でも足りないところもあるね。
スタージャンの抜きんでているところは(あるとしたら)なにか違うところにあると思う。

もうひとつ好きなのは、全体を追うこと。どちらかというと、記者的な目でドキュメンタリーのように観察しながら、歩むこと。そういうことは好きです。
 
その船どこに行くんだ。だれが舵をとっているんだという。
 
他人のプロジェクトです。本当に親身になることはできない。(他人のことは肩代わりできませんからね。)
少し斜に構えながら。見失わないように。
 
以前に、会社の研修で特性の診断をしたら(うちの会社はこういうのが好きなのかね)、観察者であるという。これはまことにそうだと思います。見て把握することが好きなんだ。
でももしかして、わたしの考えている方に進まないかなあって、そういう夢もみています。
だから、壊れないといいなと思う。
 
" I simply remember my favorite things.  And then I don't feel so bad."
(My Favorite Things (Lyrics: Oscar Hammerstein II))
 
どちらのブログに書くか迷いましたが、まあ、こちらかな。