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kikuyamaru's blog

こちらにはノンジャンルの長文などを書いています。

金の卵まつり

NET CINEMA FESTIVAL GOLDENEGG
11/26-12/3 ユーロスペース (12/3のみユーロライブ) レイトショー

 

スタージャンプロジェクトの母体であるリヴィールエンタテインメントを含む8チームが7月くらいからやっておりましたGOLDENEGGという番組の配信が21回で最終回を迎えまして、
そもそもこれはなんだったかというと、8事務所対抗で、11月にショートフィルムを作って上映して競い合うよという企画に先駆けてやっていたものでして、
映画の前哨戦としてちゃんと使っていたチームはちゃんと使っていた模様でございます(笑)
で、締めくくりとしての上映イベントを観てまいりました。2回行きました。
審査結果の出る前にひとことずつ書いておきます。

なお、スタージャン(※神奈川発のヒーローです)とかロケ地について馴染みのある方向けのエントリーは別途、もう1個のブログのほうに書こうと思います。はい。
あと運営について…文句が…ないと言えばウソになる。が、それは作品とは関係ありませんので、ここでは書きません。f:id:kikuyamaru:20161205234859j:plain

***以下、パンフレットに載っている順

「サイレント」

15分が早かったです。ゆってることとやってることは別という話。角度を変えて3回見せる。
んん?おやおや?やっぱりそうかな?ああそうなんだぁーっていう、自分自身からの見え方の違いが味わえる1本です。
わりと淡々とした印象。ワンアイディアなので、15分以上あったらなにができたか?って思いつきづらい。

「the starjyan less than zero」

-beyond the time- という副題がついておりました。
タイトル通りの題材でありますが、キャラクターと設定をつかって何かがしたかった、という作品に思えました。あと、ある素材は生かしてみよう的なw。いろんな意味で。
芯は水門〈みなと〉と、雷來の情景。関係性としても、ガチなのはここかなと思う。そこにがっつり歌を流して。絵になった役者さんがいて。
ほかは、まあ、そんなことがあってもいいよね、って感じ。
スタージャンを踏まえれば、そんなバラバラの皆さんがほかの形で出会うことになるのですよ、ということなんですが、
その世界線をまったく無視すると、濱尾兄弟(ネコ噴水のとこで待ち合わせしてる男子)の意味がよくわからない(だろうと思う)。だれかを待っている巡とだれかを待たせている水門…というような対比ともとれなくもないけれども、きっと深読みしすぎでしょう。
今回の他チーム作品の「ゴースト」を2回目に見たときに、あ、前回以来忘れてたけどこのアイドルはいったいなんぞー?と思って、同時に、ああ、starjyan < 0 の濱尾兄弟も同じだなと思ったの。
2筋が同時に走る理由はこの短編の外にしかない。なにも示唆されない。この説明のなさは変わらないなあ。

個人的には水門と雷來の挿話がもう一個あってもよかったかなって思います。

舞台挨拶の写真もういっこ上げときますね。

f:id:kikuyamaru:20161205234950j:plain

「ネ申-KAMI-」

映像向けの演技という気がしました。特撮風・声優風の芝居の後に見ることになったから、ナチュラルさが際立ちました。

ドキュメンタリー風というか。(後でパンフを見ましたら、台本に台詞なしなんですって。)
部屋から配信してる女の子とか。個人的にはこの子に賞あげたい。あんな感じのナマ主いる気がする。
ナマ主が神か、見ているだけでなにもしてくれないこちらが神か。

えーと、この作品も、筋が2本になる。
関係あるのかどうかわからないままだった。見落としたかな?

「おいしくいただきました」

ちゃんとショート映画として作ってるなあと思いました。
この作品は外でスピンオフとして登場人物の背景を描いていますが、私、見ておりません。
見なくても大丈夫にできてる。
筋のつくりがきれい。ラスト、いちばんちゃんと落としてたと思う。
ただし、やってることはきたない。(文字通りの意味で)
本当においしくいただいてほしいものだ。
"おいしくいただきました"に物申すためにこの題材を選んでる気がするけど、単純に、食べ物をぐちゃぐちゃする絵はいや。

「サンガンダ -三貫田の池-」

昭和30年代くらいまでの時代劇映画っぽい加工をしていて、
ほかにも、ああ、やりたかったんだなあ……っていうものがほのみえる作品。
相手方の妻の顔のつくり方なんかも、ああ、こういう女優さんいたよなあって思う。
時代劇が和装なの普通のようでしょ?でも、へんてこな和風のコスプレをして、刀を持たせて、ダンスみたいな殺陣。そんなのはゲームかMVでいいよっていうものが、映像でも舞台でも割とあって食傷気味やねん。ちゃんと和装にしたという時点でえらい気がしてしまう。
あと、主人公?のおねえさんの芝居が結構好き。
最後はやや意味がとれず。最初の話に覚えていられるほどのインパクトがないんで、ループした時に
ああそっかー、じゃなく、なんだっけ?ってなる。もやっとする。

「その人知らず」

舞台挨拶を見ました。
長めの作品を削ったんだそうです。そのせいなのかな、主人公と恋人?の関係とかわかりづらかった。
でも主人公の背景に力がある。
あと、さいごにでてくるねーちゃんがww。すごいw。
俳優さんは映画は初めての人が多かったのだそうですけど、事務所の中からオーディションで選んだと言ってました。
アクションに効果音とかはほしい。あと、クレジットのフォントがダサいとか(ゴメン)
筋と俳優さんの芝居と撮れたものという実力「以外」のところの仕上げで、もっとできばえが上がると思う。

「ゴーストLOVE もう一度あなたに触れたい」

これは、筋がやや尻切れというか。役者を見せたかったやつかなあって思う。
この女の子、何年か後に見たら綺麗になってるのでしょうね。
あと、占い姉妹。占い姉がいい味。占い妹が呼びかけに応えた過去の背景とかあると面白かったと思います。
んで、アイドルの歌練習はなに????なにか裏で連携してるんだろか。わからない。
クレジットで少女隊ってでてて(楽曲だと思う)そっかー。でもなんで?ってハテナが増殖しました。

「死ぬほど好き」

個人的にはこれがいちばん好きな作品。コメディー。死神ちゃんもかわいい。脚本は舞台っぽいかな。
死にそうな方の理由を変えて何本でも撮れそうですよね。
ラスト、わかりやすく円から出ちゃうとかすると納得性があったんじゃないかな。

 

以上。審査発表は12/25、ウェブサイトでとのこと。第1回とありますので、またあるかもしれませんね。

 

(2017.1.4 追記:ゴールデンエッグのサイトで the starjyan less than zero の配信が開始されました。
https://www.golden-egg.jp/content/167

そのほかの作品も https://www.golden-egg.jp/ から見ることができます。あと、審査結果も。)

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