kikuyamaru's blog

こちらにはノンジャンルの長文などを書いています。

芝居の見送りとか、地元のショーの後に挨拶してる大人の中では、ワシは比較的しょっちゅう出向くので、たまにしか会えない方や遠くの方を優先に、と思って、順を譲ることがあります。

写真の列は、進行の邪魔にならないよう先に並びますが、見送りのたぐいは、隅っこで待ってたりする。

客の中には、いつもお金も時間もさいている人に手厚くしてくれずに、新規にばかりいい顔をするなんて、ぷんすかみたいなことを言う人もおります。

それは、ある意味正義ですけど、でも、初めての人や、たまに来る人にこそ、いつ来ても楽しい嬉しいと思って帰ってもらわなきゃいけないんじゃない?っても思うので、私がちょっと待てばいいんなら待つわっていうことで待ってる。(こともあるw)

しかし“自分がその人(キャスト)にとってVIPだと思ってる”だろう客って複数いて、こっちが待ってても、いつまでも話し込んだり、写真に興じたりしてて、帰るそぶりもないようなこともあります。お互い様だけど待ちくたびれるので、その人達が来たら諦めて差し入れだけねじ込んで帰ったりします。

で、実はここまでは前置きでして、ここから本題。

その日は時間がありそうだったから、サインをお願いしてたの。

そしたら、あの人達が座って待ってる。

少し待たせてやろうって頭で悪魔が囁いたね。

ずーっと待たされてきたもん。今日くらい良くない?

よその仇をここで取るようなことは、潔くはないけれども、私にだってそんな意地悪な心もあるよ。

だけど気づいたら、他の全然違う人の挨拶を遮ることになってしまってた。

あ。ごめん。

待てば良かった。物販の前も、もっと人が寄って来られるように空けておけばよかった。

以前はもっと離れて客観的に批判的に見られてたかなあ。

次は待とう。謙虚。余裕。初心。