kikuyamaru's blog

こちらにはノンジャンルの長文などを書いています。

ハロウィーンもんもち邯鄲(観劇)

もんもちプロジェクト公演 もんもちながら5.0

「近代能楽集」より『邯鄲』

2015年10月30日〜11月3日 荻窪小劇場

 

10/31 ハロウィーンの日、仮装の人々が行き交う東京で。15時,19時半

一炊の夢のなかで
子は何故母親の胎よりも暗い世の中に生まれでてくるのかと言い
従順で焼き餅を焼かない女を望んだ男は、
目覚めて
すべてを肯定してくれる従順で焼き餅を焼かない女の許へ
胎内へ戻るように戻る

…いや、そもそも、そこに向かったのはすでに戻るつもりであったからであろう。
邯鄲の夢を経てもそれは変わらない。
それは生まれ変わったようで居てやはり厭世ではないのだろうか。
生きようとしなかった男が、生きたいと叫びながらたどり着いた先は花の咲き乱れる世界である
それは誠にこの世であろうか?
男は何故そこに来た。バスは…どう…なった。

*****

多少の時代…戦前/戦後に関する知識というか、そういう時代の読み物かドラマに親しんでいる人のほうが暗示されるものを読み解きやすくなるだろうと思います。
また、リアルタイムに台詞を処理していくにあたり故事/古語/芸能に関する素地が要るかも。
あと、人生経験…らしきもので見方は変わるでしょうね。

個人的には難解というほどではないと思いましたが、2回見て理解の変わったこともあります。1度では消化が難しいかな。

老け役を若い人が、若い役をそれなりの方が演じなければならないところにやや難があるように思われましたが、よーでけてる方もおられました。

*****
この時代に、この芝居。人の出来上がり方は時を経ても変わらないが
我々に聞こえてくる足音はあれとは違うのではないか。
旗をもった群衆や、使命感(主義主張に共感できるかどうかはともかく)を持った過激な「青年」のあれこれをかき消していくのは、渋谷に群がる仮装の人々のそれである。
怒りや憂いから世を変えようとする者よりも祭りに踊る阿呆である。
それが救いなのかどうか。
荻窪にて。11月3日まで。

「狼少年タチバナ」を見てきました。

9/18 牧羊犬第2回本公演 「狼少年タチバナ」
(2015 9/16-9/20 テアトルBONBON 作・演出 渋谷悠
橘史郎/テイ龍進、乾六郎/平子哲充)

「狼少年タチバナ」観て参りました
長い書き物は後に譲りますが、乾さんのあるセリフをあまり遠くない過去にリアルに言ったことがあります。
結局あるふたりの関係というのは当人達にしかわからず、相手にとっての自分の重みもわからぬ。きっと重いと信じる賭けなのだ。それが少し裏切られたときに、目の前の人間をどうする?
最後通牒と次への扉と両方の意味を持ったものをぶつけるとき、捨て去っているのか、封じ込めたのかわからない気持ちになる。そんな関係の知人がいました。それを思いました。
狼少年タチバナ、あと2日間だそうです。
(当日の私のTwitterから)

演劇です。
ワタクシ、見たら、ぱーっと忘れるようにできています。
ぱーっと忘れるつもりで行ったら、帰り際に、たいらこさんに"書いてね"、と言われたので、なんかあんまり覚えてないかもしれないんだけど、書きます。
(あ、たいらこさんってーのは平子と書いてたいらこと読みます。スタージャンのネクラー役。)
忘れたころにDVDが出るそうですので、買うから知りたくないっという方は、そっと閉じてください。
見るかちょっと迷う? そうねえ。題材が困った人ですけど、いやなものが残る芝居ではないと思います。

芝居が始まる前から宣伝に書いてあったこと、は、観劇前にみなさんが知識として知っていていい前提だと思いますので、まず書いておきます。
主人公は2人。橘史郎は天性の嘘つき。友人の乾六郎はとある理由で服役中。その乾が4年の刑期を終え出所することになっている。さて。

病的な嘘つき(…おそらく本気で病気)を描くのだ、ということについては種明かしされているので、最初から大演説をこいている橘の前で今騙されようとしている人たちがいるなということはわかる。

橘は、まあいい。こういうひとはいる…んでしょう。
(現実にそういうひとが目の前にいて困っているという方は、医学書かなんかでぴたっとくるタイプを探してみるとよい。対処のしかたも書いてあるかもしれません。)
一方で、正常なようでいて、ふつうそうはしないだろう、普通は…というのが乾という男。
どうやったらそこに至る?そうはなんないだろ?
しかし、この人たちは、そういうひととしてそこに在るのだから仕方ないのですな。そのくらい、「在る」のがこの芝居のいいところだと思います。

在るのは分かるが、中味や経緯はわからない。もしかしてそうか、きっとそうか、と種明かしのないままある程度のところにきて…
『その別々の台詞を合わせて聞く観客には、互いに連関があるかのように重なり合って聞こえ、最後に「こりゃどうしたらよかろうな」といった困惑、あるいは「どうぞ会わせてくださりませ」といった願望という一点ででぴたりと一致して、同じ語句を合唱するに至る。』(かぶき手帖2010年版から 文:児玉竜一)
…歌舞伎で、ときどきこのような仕方になることがあります。割台詞(わりぜりふ)といいます。
このようなものが、この舞台では4人で演じられる場面があります。
#ここが素晴らしかった、という感想がツイッターでちらほらと流れてきました。
ここまで行きつ戻りつして進んできた物語の主と、その鏡となる人物が
別々の時間軸と空間にありながら
ひとつの場に揃って同時に、互い違いにみずからの身の上を問わず語りする。
台詞のアルゴリズム体操というか(何言ってるんだか)、システマチックな感じが印象に残ります。
手塚治虫的なコマから急に石森章太郎的なコマになるっつーか…ますますわからないですねすみません。

この芝居は外側から観察出来る会話でほとんどが成り立っていますが
ここだけ際だって述懐めいていて内面が見えるようになっている。
貯まりに貯まった謎を一気に解くために。
そして、やがてそれが舞台の上の人々にも明かされていきます。

ひとの価値とはなんであるか。自分の価値とはなんであるか。

だれかにとって自分が重要な人と見られているか、そうでないか。そういうことが人の関係をうごかしていきます。
だが、誰に認められようとも、満たせないものがある。たったひとりのその人に認めてもらえなければ、だれに褒められようとも意味がない。そんなひとがいることがある。

橘というひとの核には、親に褒めてもらえなかった自分は価値がないものである、という確信があるのだろうと思います。
その不安は消えない。どんなに自分を大きく見せようとも。
危うい自分の足場を保ち続けるためには、自分を重要と思ってくれる人をどんどん渡り歩かなければならない。
その足下には振り回された者達が転がっている。

こんな人間に助けるだけの価値があるのか?
と、人が問う。

乾は
助けるのにその人間の価値が関係あるか?
という。
そんな人間でも目の前で落ちていこうとしていたら手をさしのべるだろう。

この気持ちはわかる。助けたい欲というのがあるんだ。
冒頭に橘が語っていたように、ひとはこの世を救いたい。
そして助けられる気がしてしまうんだ。
けど、繰り返すうちにわかってくるんです。助けても助けてもこやつはみずからはまりに行くばかりであるぞ、と。
それは延々続くのである。それこそゲームのように。
それでも助ける。どこかの時点で決めたのでしょう。
そして、そのために乾がつくりあげるのは周到すぎるほどのウソである。墓場まで持っていくはずのウソ。
ささえるのは、相手と自分としかわからない過去のできごとである。
自身の4年という重みと引き替えてもよいほどの大切ななにか。

けれどそれはほころびる。女の口から。
乾のワガママは他人が寄り添うには個人的すぎる動機であり
向かい合った関係で完全な共犯になることは難しい。
救いたいという思いは、わがままなものだ。女は男を救いたい。男は友…(?)…を救いたい。

"結局あるふたりの関係というのは当人達にしかわからず、相手にとっての自分の重みもわからぬ。
きっと重いと信じる賭けなのだ。
それが少し裏切られたときに、目の前の人間をどうする?"

どうだ、これで終わりだ、自分で救われろ!

困った人というのは、そんな簡単に困らない人になるというものでもないんで。
それは、病に気づいただけでは治らないのと同じで
やはり同じことを繰り返してゆくんだと思う。
本当の自分を知る、多分たったひとりの人間を気にかけながら。
他人の性分をどうこうするのは本当に難しいことです。不可能といっていいと思う。
外からできるのはきっかけを与えることだけ。その先は、手を出せない領域です。
そのままでは不都合で本人も苦しいということに自分で気づいて、適切な手助けを得ることができたら、光のほうへすすめるかもしれない。
ほんとうに外に出られるまでに、まだ何回も誕生日ができるかもしれないね。

演技やら演出のことは、そっち側に立つことがないのでわかりませんがきっとよくできてたのだと思う。
"世話"な感じであって(これは普通のことばにするとなんでしょう?日常の自然さのままにみえる表現?)、しかし演劇であるから、言葉を選びながら、あるいはぎくしゃくとした空気を醸しながら、あるいは小気味よいかけあいを交えながら、リズムを損なわずに進んでいく。よくできた脚本なのでしょうねえ。すんなり見られましたからね。

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平子さんに関しては
平子さんが乾六郎という存在になってしゃべっているようであった
という感じですねえ。驚くような別人になっていたというのでもないのだなあ。
むー、平子さんってこんな感じだった気もする…っていう。作ってんだか作ってないんだかわからない。そんな感じですねえ。
多分苦労して産んでると思うんですが、そこは見えないから。
まあ、よく知らないんだけど、平子さん。ツイッター見てるとやたらつけ麺ばっかり食べてますよ。胃がブラックホールなんじゃないかと思います。
帰りがけに出口のところにいらしたので1枚撮らせていただきました。撮らなくていいの?っつーから。じゃあ甘えて。
こんな髪型に髭面だったよー。ネクラー様しか見てない人驚くやねー。
あ、そうそう。お誕生日おめでとうございます。この1年も実りあるものになりますよう。

*1

*1:※本エントリーはさくらのブログから移動しました。投稿日時をオリジナルの日付に合わせてあります。

2015年6月から8月のなんかかんかじゃん

はてな以外にもう1個ブログがあって、そちらにヒーローショーなんかの写真とか、ショーの中味とかを書いてます。
ショーのストーリーには出てこないこと、すぐには書けなかった話なども交えて3か月に1回くらい、はてなブログにまとめています。行儀の悪いことも混じると思いますご容赦を。リンク先は、さくらのブログのほうになっております。

ヒーローはヒーローだなーとだけ思って見られるのがいちばんしあわせ。そのくらいシームレスだといい。
でも…それを動かすのは人間。見るのも人間。

スタージャン

ほぼほぼ見聞ショーですね。こどもさんが夏休みに入りますので、前半は体操や防犯のお芝居で、あっさり。8月に入ったら、急に、ブラ。
配役をローテーションしながら夏をのりきった感じです。

 

6/2 開港祭の最終日、映画ローカルヒーロー大決戦、なんと横浜でクランクアップだったそうです。プロデューサーさんなどからツイートがありました。
平日ですが、横浜の6/2は普段と違いますからね。ひといっぱいいたと思うんだが。
大桟橋から見た花火がみなさんにとって横浜のいい思い出になってるといいな。
私は反対側の臨港パークから見てました。

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6/6, 6/7 ヒーローはいつもギリギリ白河じゃん

ご当地キャラこども夢フェスタinしらかわ 2015

1日目6/6 雨混じりで地面に座れませんでした。
ヒーローはいつもギリギリ白河じゃん その1(スタージャン見聞)
ヒーローはいつもギリギリ白河じゃん その2(スタージャン見聞)
ヒーローはいつもギリギリ白河じゃん 声優グランプリ編(1)(スタージャン見聞)
ヒーローはいつもギリギリ白河じゃん その3(スタージャン見聞)

ここから2日目 6/7 きっぱり晴れて、パレードとか厳しそうでした。
ヒーローはいつもギリギリ白河じゃん その4(スタージャン見聞)
ヒーローはいつもギリギリ白河じゃん その5(スタージャン見聞)
ヒーローはいつもギリギリ白河じゃん 声優グランプリ編(2)(スタージャン見聞)
ヒーローはいつもギリギリ白河じゃん その6(スタージャン見聞)

福島県は白河で、ゆるキャラ、萌えキャラとヒーローの大規模なイベント。泊まりでみっちり。遠いけども、新幹線からの便が良いのでさほどつらくありませんでした。

宿が新白河、新幹線ももちろん新白河だったので、催しの後は電車で移動しました。ホームから片付けをしている会場が見える。夢のあとですなあ。
ひとりビジネスホテルでコンビニ飯が空虚でないと言ったら嘘になる。それでも旅はたのし。

ダルライザーステージはショーが盛りだくさんでした。
PCOの殺陣の安定、
時隊は、キャラ、芝居、アクション、コンセプトそろってさすがです、
ササヅカインの現場対応力もすごい。
スタージャンは1日め2ステージとも体操で、あれ??って感じ。
チームはぎりぎりの4人ですからね。できることは限られる。
前の週は開港祭と撮影。となると、凝ったものの準備はむずかしかったんでしょうねー。
とはいうもののもうちょいなんとかなるような気もします。ほかは白河のための趣向がわりとあったので。
もすこしトークとかどう?。本人って、そういうときの強みじゃん?

声優GPは、面白かった。長かったけどねー。
録音で聴くと俳優さん(スタージャン以外にもいる)の演技は違うなあと思う。
題材ごとに丁寧に扱っています。
スタタイは審査員席の近くにいたので審査を聴いてたようです。
どんな様子だったか、白河終了後のスタラジをお聴きください。

回を重ねているだけあって、イベント自体の総合的な力を感じました。お近くの方もたっくさん来てたと思うの。すごい賑わいでした。
そして、ヒーローのパートにおいてはダルさんの役割と、あつまった仲間たちの関係性。
日ごろから、このひとがなんのためにそんな恰好(ぉぃ)をしてどんなことをやっていてどんな人間なのか、うまく発信されていますよね。その誠実さと強さの前に、仲間が集い、彼の地元に敬意を示して応えている。
いい催しだったと思います。

6/13 まばたきする間の中山じゃん(スタージャン見聞)

みどりの家まつり。
この日も暑かったですねー。
障害者のための施設ですので、ベッドや車椅子で参加なさってる方も多いです。
物見遊山的にショーを見に来ることを躊躇なさる方もあるかもしれません。
しかし、(もし解放日であれば、ですが)近隣の方も来られますし、
ここで売られているものを買うことは売っている人たちへの直接の援助になります。様子を見聞きすることは、一緒に生きるための理解の手助けにもなると思う。その意図で来られる方はウェルカムだと思いますよ。どなたでも。

さて。スタージャンの新しいサインについて。さかのぼる話。
ゆめまち劇場(6/20, 21)の舞台の予約が始まりまして、先着30名にサイン入りの主題歌CDが付いてきます、という話がありまして。
それがわかったのが白河の遠征の最中だったのかな。
ちょうど、事務所のどなたかとの間でサイン、インフレ気味って話になってたんだそうです。店番の学ちゃんが話しておりました。
レア感がないっつーんで、定期的に違うサイン書くとか?みたいな軽口をたたきあったりしておりましたら
学「変えちゃう?」(←どんなサインがいいか考えたりしてる)

そして次の週……学くんのお友達のセキネさんが、この施設に現れまして、
「スタージャンの新しいサインができた…って学くんが言ってたんですよ。ボクまねできるんです。」
マジか…本気とかいてマジと読む。マジで作って来ちゃったよ。

で、ブログに書いたような展開になっております。

前にもらったひとも、機会があったら、サインまたお願いしてみてください。
かわいいです。貰った瞬間、にこってなると思うよ。

6/20,21 ゆめに乾杯!浅草じゃん(スタージャン見聞)

 浅草六区ゆめまち劇場 「ローカルヒーローSUPERライブシアター」

なかみは、さくらのブログに結構書いたのでそちらをお読みください。
待ち時間に、ある演目のスタッフの方とお話をしました。
自分のステージにまだ改善の余地ありと考えておられたようです。ストーリーをもっと入れたかった、と。アクションでがっちり固めることにベクトルを合わせたものとばかり思ったので、え?、とおもいました。
一方、すごいアクションは入れられないから自分たちのできることをやると言ってた人もいた。芝居と、本、ですかね。
合わせれば欲しいものが手に入るのに。なんで同じ日に違うステージなのだろうなあ。
そのビジョンに一緒に近づけたならきっといいだろうに。

(7/4 このへんで、濱尾兄弟は菊名でなにかしてた模様。)

7/7 2015七夕に寄せて(らくがき)

たなばた
3周年おめでとうらくがき。
本人たちが記念日を全然お祝いしないんで、張り合いがないわー。

7/11 ぐぐっとぐんま 高崎じゃん(スタージャン見聞)

イオンモール高崎
とおおいんじゃーーー。
内容としては、前の桶川よりよくなってたように思います。賞品がよかったから?それもあるね。
県の他の地区についてはほかのキャラクターがいたりしたので、スタージャンは横浜の代表という感じに見えました。
噴火の恐れがあって、箱根に元気がないときで、箱根の係の人たちが袋を配りながら持って帰ってくださーいという声に力が入っていました。

 

(7/12 このへんでヒーロー映画アフレコ)
(7/16から GYAO!で EP0, EP1.5(外伝), EP1 の配信開始。2016年1月までかけて全話配信されます。GYAO!にアクセスしたら、スタージャンで検索。EP0以外は、各話2週間公開。無料です。)

 

7/17 ぐるぐる防犯 北山田じゃん(スタージャン見聞)

北山田。つづき夏休み防犯キャンペーン

去年と同じ演目なわけです。歌わせてあげようよー。
あ、タイガジャンの眉のところが剥げてる件ですけど、ゆめまちのときに、ゴーグルのところがぺらぺらはがれてるのをメンディングテープで固定してまして…それもどうなの?って思ったけど、テープはがして塗装が剥げたんでしょうね…。
…テープ、だめー。

7/18 小雨よあがれ、桜木町じゃん(スタージャン見聞)

桜木町 政令指定都市薬剤師会統一薬物乱用防止キャンペーン
配り物系はスタージャンを観察するのが圧倒的に面白い。しかしあちこち行きすぎるので、後から広報的なものに載っかるのはタイガジャンだったりするの。タイガジャン動かないからね。撮りやすいんだ。

 

(7/19 関根さん まりおんの夢 撮影)

7/25 港南台

こどものための施設への見聞(非公開)のあと、港南台バーズでビラ配り。内容は8/8の分に併せて記載。その後港北?

先日話をしたとき、にいさんが、この日は3箇所と言ってました。
施設、幼稚園などの見聞はまとめて何本かこなすことがよくあるみたいです。

 

7/26 地面もアツアツ天王町じゃん(スタージャン見聞)

イオン天王町
あっつーいよ。
1回目がきっつかったー。もう暑い記憶しかない。

高崎でもらってきたパンフレットとかの袋に冷たいものを入れて差し入れたので、写真の背景のテントの地面に「箱根」という大きな文字の入った袋が見えます。あとから見ると可笑しいね。

8/1 帰ってきた上菅田の道の上から新横浜でビンゴじゃん(スタージャン見聞)

上菅田とラー博
お祭り。3回目ですね。感慨深いよ。去年は誰ちゃんがいて、一昨年は誰ちゃんがいて…って思い起こします。
今年はたたき売りバナナを買う時間的余裕がなくて残念。スタージャンもあまり余裕がなさそうだった。
しかし、今までネクラーとすれ違ってばかりだったのでようやく単独イベントに行けて楽しかったです。
そして…これが、この夏の「ブラ」の幕開けだった…のかもしれない。ぱんつから離れろと言ったとたん「ブラ」だとは……。
でも、この時点では、まだそれは判明しておりません。

8/2 おねえさんも鮎もさがして厚木じゃん(スタージャン見聞)

あつぎ鮎まつり (厚木中央公園)
別に鮎売ってる祭りじゃないことが判明。

本当に暑い日で、容赦ない乾いた土の上の野外。
熱中症にもマジ注意の日でしたねー。

お祭りですんで、みなさんビールが進んでいたようですよ。
ショーは、あゆコロちゃんと共演、で、久しぶりにブラしか言えなくなる薬の演目でした。
このときはまだ、ああ、コラボだからコレね、って思ってた。
まさか夏の間ずっと「ブラ」をやるための初回だったとは。

8/7 センター南、氷イチゴで道の日じゃん(スタージャン見聞)

センター南 道の日
タイガジャンお披露目ゆかりの道の日。4年目に突入してるわけですが、年1の催しで4回になったのはここが初めてだと思います。

去年はかき氷を食べられなかったにいさんが、みずから並んで今年は無事GET。光ちゃんたちにちょっとずつ分けてあげてました。
あと、スタージャンが、当日、100均で鍋とお玉を買ってきたらしいです。スタージャンママめちゃくちゃでしたが面白かった。

地元のケーブルテレビが取材に来ていて、あとから、ちょーーーローカルなニュース番組で流してました。

8/8 ぱたぱたピンチ港南台じゃん(スタージャン見聞)

港南台バーズ
物販売れてましたですね。ショーをやっていない時間に、出しっぱなしの物販机に興味を持っていく方が見られました。
通路からすぐみられる配置がよかったんでしょうねえ。 本文にも書きましたが、おばあちゃんが声をかけていくんですよ。
次の日の長津田とで、図らずも街の年齢構成の違いを感じることになりました。
長津田も旧来の街は古い方が多いはずですが、みなみ台と呼ばれる地域はまだ街が新しいのです。
港南台バーズの開業は1976年。アピタ長津田店は2005年。

8/9 跳び出す迫力、長津田じゃん(スタージャン見聞)

アピタ長津田
この日は、関根裕介さんがナリユキ4(即興芝居の舞台)にご出演。場所は大塚。
スケジュールはね、スタージャンの2回目と、舞台の1回目がかぶる。
うーん、どっちいく?って悩んだ結果、スタージャンを全部見てから、お芝居の2回目に行くことにしました。なんとか間に合う時間。

で。お気づきですかね。
今回のスタージャンのショーは、全編、朝から夕方まで関根さん不在なんです。めずらしい。
あ、関根さんとは濱尾学/スタージャン/にいさん役の俳優さんです。当ブログandさくらのブログのほうを読む際の前提知識としてください。たいていなにもことわらずに書いてます。で、濱尾巡/タイガジャン/弟が内山さんね。

毎回来るわけじゃないんでしょ?と思ってらっしゃる方もあるかもしれませんが、スタージャンのショーに関しては、まず間違いなく、関根、内山の顔がある。スーツアクターとして動いてないときもありますが、ほぼいます。

この春から夏にかけては、信頼できる分身を、スタージャンという意味でも、現場スタッフという意味でも増やすべく地固めしていた様子がほの見えます。
自信というのは、ショーをやるほうだけじゃなく、任せる側としてもあるんだと思う。
手を出さずにクオリティを保てるか?
これは、実際に保てるかどうかという事実もあるんだけど、見てなくてもほっといても保てていると確信が持てるか?
その見極めを、積み重ねてやっているなーと、外から見ていて、そういうふうに見えました。
メンバーにとっては、考えて自分で動く、とか、練習して自信をつけることとか、
マネージする人にとっては、人を育てる、動かす、任せることとか。普通の職場も同じだよなって思う。
そして、この長津田はひとつのマイルストーンになったかもしれません。

この日のショーは佳作でしたよ。
りこちゃんの必死なふるまいも、レンガットの怖さもダイレクトに伝わっていて、こどもの反応がすぐ返ってくる。ステージとステージ下の使い方も良かったな。
この演目と、この会場は相性がいいと思う。囲まれた近さと、りこちゃんへの親近感や、いじめられてる実感とかが必要なんでしょね。あと幼児が多いこと。 黙れと言われても騒ぐ子供が必要なんだ。
そうか、この近さで力が発揮される脚本なんだなって、気づかされました。
あとはパンフ振ってくれたら最高ー。これだけ会場があったまっても、ピンチになったらパンフレットを振って知らせてね、は、やってくれない。難しい。これはお約束としてちゃんと認識してもらわないとダメなやつなんだな、きっと。

で、お店を後にして…汗だらんだらんかいてあるいて(この日も暑かったよ)
ナリユキ4。(大塚レ・サマースタジオ)
即興劇です。これも当然2回見たかったです。日程重ねるのやめてくれー。
同じ選択を迫られた人が、当日…当日ですよ、すごい迷ってた。
ふふふ。そうだろ。選べないよね。

私は大塚は2回目だけ行きました。
くじで選んだ関根さんの相手役が、かいだん屋で共演した「ご主人様」こと森川さんで呼吸が合わせやすかったのかもしれない。
ほかのペアが発散してしまいがちなのに対し、機転を利かせてどんでん返しし、うまく納めてました。
関根さんは、もともと、お芝居に対して、きっちり作って計画通りにやる、という流儀らしいんですけど(ラジオでそんなことを言ってた気がするよ)、一瞬で筋を組むみたいなところにも、実は才能がある(もしくは生かせるストックがある)んかもしれんね。

余談ですが、女装があるかもしれないから、と、事前にムダ毛を処理したそうでちょっとあとの見聞のときに、伸びてきてチクチクしてかゆいと言ってました。
実際、最後の1ステージ(飛び入りなんでもあり)のときに女装で出てきてましたが、最前列の方複数名ちゃんと気づいてたようですよ、つるつるに。
そゆとこ見るもんなのね。

8/12 本牧で上下左右に迷子じゃん(スタージャン見聞)

イオン本牧
平日なので人は多くはなかった。本牧はいつももっと人が多いですもんね。
パンフレットを振ってくれない対策で、今日は練習してみました。
効果あったよー。振ってる子いたよー。でも振るタイミングが分かりにくい。ピンチがたくさんありすぎて。(汗
おねえさんがパンフレットを振ったら一緒に振ってね、かなあ。
もう少しなのにねー。

ボランティアスタッフの方のお知り合いの方がいらしたりしてたようです。
シュミで遊んでると思われがちみたいだけど、とりくんでいる現場を見て認めてもらえることは嬉しいよね。

あと、めずらしく、スタッフの方が動画を撮ってました。スタージャンくらいの規模だと公式動画って撮ってそうに思うでしょ?撮ってないねん。
自分たちで研究するためにでも撮っとけばいいのに。

この日、終わってから、次期へ向けてのおあつまりがあったみたいです。

 

(この週、おにいちゃんたち、スタラジを落とす。「言い訳はしない」は別によろしいが、配信遅れてるよという「お知らせ」は要るんじゃないかと思います。よ。)

 

8/15 炎天下、夢と祭りのお台場じゃん(スタージャン見聞)

お台場 夢大陸
なんで、お台場でやることになったんでしょうね。それも単独。
暑い日でした。とても。
ショーの後は、タイガジャンの背中が一面濡れていて、これはマズイんでは、と思うほどでした。
タイガジャンはね、スタージャンに比べるとあんまり汗かかないんです。いつも。
ということは、もう、にいさんは、よりやばいよね。
冷却水とか言ってたけど。
あんまりいると命が危険ですので短時間で切り上げて去って行かれました。
会場にお客さんとして秋山さんがいらしてました。びっくり。そこだけぱっと輝いて目の覚めるような存在ですよね。

この8月のメインになった、ブラしか言えなくなっちゃう話ですが、
この話は、昨年のサガミリオンとのコラボが初出だと思います。
☆▽ヒカリ以外におねえさん等の「おともだち」の存在が前提。りこちゃんの加入でレギュラー化が可能になりました。
りこちゃん、毎度たいへんな目に遭って熱演してるんで、写真沢山あります。
なかに、これはえらべないなー、いじめられてる感じにみえるもんなーっていうのがあって、いちばんいい表情、カットかもしれない写真をわざとはずしてることがあります。
なるべく、されるがままに見えない、意思の強さが見える写真をえらんでいます。
間近で実際を見に来てちょうだいませ。

8/16 朝だ朝だよ戸塚じゃん(スタージャン見聞)

ライフ戸塚汲沢店
きゅうりですね。
会場にスタージャンのショーはこちらで待っててみたいなことが貼ってあったりしました。
終わってから
にいさん「…どう…思います?この形式…」
ワシ「ショー…?なの?」
にいさん「……マネキンですよね?…」(マネキンって、服を着るやつじゃなくて、試食とか配るやつです。)
この手探りっぽさw。お料理見聞は毎度そんな感じですね。
しかし、めったにない趣向があって可笑しかったです。これは、来た人だけの秘密。
スタージャン結構しゃべってました。
1回目を見たあと、知人の出るイベントがあったので赤レンガに行って、2回目はパス。
片付けの頃にまた戸塚に戻ってみました。
2回目はゴマだれを使った麺のご紹介だったそうです。見た方曰く、威圧感があったとのこと。威圧感?? (;^_^A
メニューについて、ゴマだれは料理のしようもあるが、浅漬けの素は浅漬けでしょ?って苦労(?)を語る某調理師。うん、まあ…キュウリそのものだったねっ。「素(もと)」売れてたしいいんじゃないかな。

このあたり、見聞日程が放置気味ですねん。(何回も書くが)
これを見てくる人のことを考える余裕がありませんというメッセージをこんなところ(放置)から伝えちゃいけないだろうと思うんですけどね。

送り手が大事にしないんであればやがて受け手も大事にしなくなるんじゃなかろうか。それは恐いことだと思うよ。

 

(この辺でうっちぃさんの出てる映画が公開されておるらしいが本人がいまいち宣伝しない。)

 

8/22 鶴ヶ峰公園 盆踊り大会

この日はいけませんでした。

おまつり。やぐらの上でのショーだったみたいですね。
写真で見る限り、タイガジャンのマスクが綺麗になってます。
元々昼間にもなにか予定が入っていたようですが、なくなったのかな?

 

(この辺で、東京にてカビ防止剤のCM宣伝キャラバン。ほかのローカルヒーローと。)

その他幼稚園訪問、防犯教室等は随時おこなわれています。

そのほかのヒーロー

6/14 超装Dセイバーとガンバレ怖くない怪人 in 鶴川

Dセイバー 和光大学ポプリホール(鶴川)
この方々の、一方で映像をやりながら、一方で地元や子供に寄り添う姿勢自体はあっぱれだと思います。ぬりえとか、バッジとか、デザイン画とかも。そろえるものをそろえてる。わかってるなーと思う。
ですが、ショーは編集でごまかしのきかない世界でして、この日の怪人は実に弱そうだったっす。あんまり経験のない子なのかなー。
比べてごめんなんだけど、ゆめまちで見たっていうのはH.A.T。こちらは、セオリー通りに、ヤラレ役側にデキる人をあててたと思うのね。
あー、そうかー。そういう効果ってあるんだなって思ったりしました。

7/4 雨の多摩境に参上!(TV放送開始記念ちょっとだけライデンマルとおまけじゃん)

ライデンマル Mr.MAX 多摩境
いままで浅草の花やしきを拠点にヒーローショーをやっていたライデンマルが、浅草の外に飛び出てきました。
梅雨時で、結構雨降りでした。ダンスだけだったんだけど、テレビ放送開始ということもあってか、豪華メンバー。
ショーで見たかったー。
余談でございますが、このエントリーに書いといた菊名のたこ焼き屋さんの店舗に、別の「大判焼き/壺たこ焼き」っていう店が入りました。壺って?? まだ食べにいってません。

7/12 短冊の願いはなあに?オシエルンジャー in 橋本

オシエルンジャー アリオ橋本
幼児というのはなかなか想定通りに動かないものですが、
現場のこどもの動きにちゃんと向き合い、楽しく遊んでくれる先生。
そんなおなかが出てるあんまりかっこよくはない先生たち(ごめん)のなかにひときわ輝くムリー様は、この日から新コスチューム。黒と紫ですよ。やっぱ横浜を無気力にしに来てもらって、会社早引けしたい。

7/19 東京ヒーローズ→埼玉エイカーズ→星川カタビラレンジャー(誤)

東京ヒーローズ→埼玉エイカーズ→星川カタビラレンジャー(誤) <後編>
東京ヒーローズ→埼玉エイカーズ→星川カタビラレンジャー(誤) <前編>

3箇所ハシゴ
まずは、練馬でございます。
あちゅかったよもーー。まぶしい日差しが、アスファルトの上に降り注いでいました。
場所は普通のマンションの前です。あんなヒーローとか怪人とかがどさーっと現れて、あんまり知らない人はびっくりしたんじゃないかな。

エイカーズ イオンモール浦和美園
今回は顔出しの俳優さんがどなたも来られず寂しい。しかし、歌があるとは。思わぬ収穫。

デザイヤー 星川小学校
やー、やぐらから落ちるの危ないと思うけどー。グラーさん怪我しないでね。
マリンちゃんがやっと横浜にやってきました。よかったね。

最近雨後の竹の子のようにニョキニョキ出てきている単体ヒーロー的な人の活躍の場として、
ショーを主催するヒーローのゲストになるという手があって、だから、遠くの催しに沢山行く人もいるんですが、
その人がご当地ヒーローを標榜している場合はあんまり余所ばっかり行ってるとふしぎなんですよね。
かと思うと特にご当地ヒーローのつもりじゃなかったのに、周りから目をつけられてご当地ヒーローという冠がついちゃうケースもありますね。
私製ヒーローは必ずしもご当地じゃなくてもいいと思うんですが、類型化するときに、どこの?っていうのはやっぱ気になっちゃうのかね。

7/20 藤沢に招来・参上。叫べ!歌え!踊れ!

藤沢に招来・参上。叫べ!歌え!踊れ!(ライデンマル編)
藤沢に招来・参上。叫べ!歌え!踊れ!(ヤツルギ編)

ライデンマルとヤツルギ Mr.Max 湘南藤沢店

やー、舞台の上の人数が多い。賑やかでした。

この日も過酷な暑さ。アサガオとミニキサラの2役をこなす加純ちゃんがダンスや写真撮影のときに赤い顔をしていて、心配になっちゃった。ひといちばい頑張っちゃうんだろうな。体調気をつけてね。ほんとに。

8/22 浄水場あたりからー(帷子戦士デザイヤー)

にしやまつり 西谷浄水場
侵略の準備が甘めのアナグランさんたちです。
しかし、水道局のおねえさんはいい人選。聞いたことに対して実に的確に答えますし、わざとらしい演技じゃなく、ナチュラルに嫌がってました。ナイスほりこしさん。
あれ、デザイヤーに触れてないや。ぽりぽり。

ところでな、ステージの前に出てこないようにっていうお約束は、おとなも…おとなこそ守ってほしい。
でかいんだから、君がそこにいたら後ろの人は見えないでしょう?

文化

6/27,28 愛と平和と天の助けと光の国(決して宗教ではありません)

6/27 映画(川崎), 6/28 美術館(横須賀)

ラブ&ピース
園監督のバイオレンスが苦手な方でも、これは過激な話じゃないので見られると思います。あ、平子さんはそんなに出てないです。

天の茶助
沖縄のいろんな人が出てるのを探す映画。
テーマらしきものは、私は好きじゃないです。
でも、マツケン(松平じゃないほう)さんのヤクザで天使なところを両方よく使ってて。そこはいいんだなー。この人物像自体は好き。
あと、仲座さんのああいうの好き。

横須賀美術館
円谷については、この手の展覧会がいっぱいありますね。
東映のももっとあってもいいんじゃないかな。
東映は当時の俳優さんのイベントが多い気がする。
この辺は、何がスタアか?に対する考え方の伝統があるのかもしれない。
怪獣であったり、ウルトラマンであったりの造型自体が作品という見方が、円谷のものについてはありますね。
あと、私は、挿絵、ペン画が大好きだ。なんぼでも見たい。

8/30 はっぴー卆寿ちゅーめい

渡辺宙明卆寿記念コンサート
プラチナチケットになるのでは?と言われていましたが、夜の部は間際まで買えたようです。
春にも今回やらなかった曲のコンサートが予定されていますので、今回逃した方は次に是非。

 

芝居など

阿弖流為

これは、はてなのほうに書きました。
染五郎、やっぱり普通の歌舞伎よりこっちのほうがかっこいいよw
お話としては13年前のと今回の歌舞伎NEOとの中間くらいの陰影がいいんじゃないかと思う。
練り直してもう一度観たい。あと、いい殺陣でした。
大きな舞台での殺陣で、上川隆也さんの真田十勇士を見たとき、これじゃねえええ、って思ったんだが
私の求めてるのはこっちだった。

ほか、ブログで書いてない芝居を二本。スタージャンを支える人たちが出ている舞台に出向きました。
ほんとは平子さんのも見ようと思ってたけど、仕事で行けず。

真田十勇士・序章〜戦国アサシン〜

光秀さんだけは、ああ、この所作、時代劇の人に違いない。落ち着く。と思った。あと半蔵さんの立居振舞。素敵でした。
そこ以外はねー。筋があるようなないような。ゲームかキャラクターショーのようなノリでした。
こんなに人を出してお金を取る芝居ではないんじゃないかい。もっとこぢんまりできそうなものです。 

ストスマイル

最後まで集中して見られました。ラストスマイルの意味、見るとわかります。
よく段取られた殺陣で危なげがない。また、キャラクターのそれぞれにファンがつきそうです。
再演に再演を重ねている舞台だそうです。練ってよくなるということはあるんでしょうね。
それにしてもあんなにぎっちぎちにお客さんを入れて大丈夫なんでしょうか。


というような3ヶ月。8月の最後のほう雨交じりですーっと残暑がひいたので暑い夏だった印象が薄れましたが、 そこまでの日差しはキツかったですね。日焼け止めは袖に隠れるところまでちゃんと塗ろうね。変な形に焼けるととっても残念です。 では。

2015夏 ご当地ヒーローの写真から

今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2015夏」

ということですが。近頃観光にも行かず、ヒーローショーの写真しか撮ってないのでもうそれしかないですね ^_^;;。

ショーの写真には、ともすると小さい子が沢山写り込みます。

普段はショーの様子をそのまま伝える写真で、一般の方が写っていればぼかしを入れて対応していますが、フォトコンテストということであれば、そのままで人が特定できないものという別の選定基準が出てきます。

そして、夏らしいもの。悩みますね。

やはり季節を感じられるのは野外でしょう。横浜を中心に活動するご当地ヒーローの方々から3箇所、4枚選んでみました。うまい写真とは思いませんが、シチュエーションが面白いかなーと。

なお、これらのショーはいずれも撮影およびSNSでの紹介OKの催しです。

 

1箇所め。

f:id:kikuyamaru:20150818225825j:plain

これは小さな公園でのお祭りに呼ばれた神奈川のご当地ヒーロー、横浜見聞伝スター☆ジャン…の弟のタイガ▽ジャンです。奥はヒカリ姫。

ショーの後、公園にグッズ売場を出させてもらっています。少数精鋭で来ていますので、ヒーローだろうがお姫様だろうが持ち場に立って働きます。

キーホルダーを提げるパネルを立てるための支えを忘れてきてしまったので、

ヒーローが支えております。支えることは得意です。多分ね。

ところどころスーツの色のグレーが濃くなっているのは……冷却水ですっ。

立っているだけでだらだらと汗が流れてくるような日でした。

 

2箇所め

f:id:kikuyamaru:20150818230720j:plain

こちらは小学校での夏祭りです。

青っぽいのがヒーロー(セーラー服がヨコハマリン、電車のような顔をしたのが帷子戦士デザイヤー)で、黒っぽいのが地下帝国アナグランの皆様(暗黒女帝ドロネシア、グラー将軍)です。ちなみにデザイヤーは「帷子川沿い」という非常に局所的なところを守っています。

下にいるおねえさんは、ヒーローの大ピンチにおおはしゃぎ…ではなくて、みんな、応援してっ!せーのっ、を繰り広げているところです。

しかし、ドロネシア様から、そんなんじゃ足りないとダメ出しが。(親切である)

果たして勝てるのか?

 

3箇所め

お台場夢大陸のフジテレビ前のステージにナゼかスタージャンが登場。

ショーが行われました。

f:id:kikuyamaru:20150818232043j:plain向かって左のおねえさんが変な薬を飲まされて大ピンチに陥ってしまいましたが、無事救出。薬の効き目も切れて元に戻りました。うれしい表情がなんともいえません。

さ、ここから反撃に移るよ。

f:id:kikuyamaru:20150818234521j:plain

刺すような厳しい日差しの日でした。屋根も日影もないですからね。やばい。キツい。

見ていると、ヒーローの脇や背中の色が変わってくるんです……冷却水で。

そんな中ショーを終えて、なお、ステージを降りてお客さんたちと撮影に応じていたヒーローさんたち、本当にお疲れさま。

 

この過酷な季節もあと少しです。いのちだいじにしてくださいよー。

新橋演舞場 歌舞伎NEXT 阿弖流為

7/13 新橋演舞場 夜の部 16:30 歌舞伎NEXT 阿弖流為
(2015/7/5-千穐楽 7/27 昼夜同演目
  阿弖流為染五郎坂上田村麻呂利仁:勘九郎、立烏帽子/鈴鹿七之助、御霊御前:萬次郎、蛮甲:亀蔵

阿弖流為アテルイと読みます。文字が出ない端末があったらごめんなさい。
 

もう13年前になるんだそうです、劇団☆新感線アテルイ
夜の新橋演舞場に見に行ったのです。たしか2階席だったと思う。
アテルイ染五郎、田村麻呂を堤真一

ラストは、昔行った達谷窟(たっこくのいわや)と舞台上のねぶたのイメージとが重なって、じんとしました。
東北人にはぐっと来るものがある芝居でした。

演舞場はでかいです。
この布陣の中で染五郎だけがこの大きさの舞台を毎日相手にしているんだなと実感するものがありました。正直、歌舞伎よりずっといい(酷)。自分が見た染五郎史上最高のカッコよさ、それはこれまで十ン年不動の一位で、やぶられたことがないです(…ぅぅ。染がんばって)。

で、それを歌舞伎に仕立て直してもう一度世に問うのが歌舞伎NEXT 阿弖流為です。
わたくし、染五郎も、中村屋兄弟もそんなにひいきではありません。しかし、今回の歌舞伎版、阿弖流為は見ておかねばならぬと思いました。
あれ以上はないかもしれない。けれどアテルイをもう一度見たい。ややこわいもの見たさでもある。

これから大阪公演もあることなので、詳しい筋は避けますが、

(#これ書いてる今現在、10月の大阪公演が発売中で三等席もとれそうです。 )
鈴鹿と立烏帽子の位置づけなど、前とは違っており(つか、もともとここが1人2役ではないですね。)筋立てが整理されていたように思います。
冒頭から違うなと思わせるのはこのへんです。立烏帽子は前よりもいい役になったんじゃないでしょうか。

逆に、ふっと前のことを思い出したのは、
下手花道に田村麻呂、上手花道にアテルイ。名乗りあう二人。
そうだ、こんなことがあったかもしれない。
前の時も両花道だったのではないかしら。
両花道がこれほど効果的なことはめったにないことです。
どっちを見たらいいのかとってもこまる。
 
前半には歌舞伎を意識したお遊びがあります。文七元結とか、弁天小僧とか。楽しそうでよろしい。
 
また、霊的なものに女形がしっくりきます。萬次郎、七之助、いずれも神秘的で大きな力に納得させられます。
(あと、女形ならあんないでたちしてみたい、って思うんじゃないですかねえ。
 とくに萬次郎さんがキュートです。
 昔、俳優祭でベルばらをやったときに雀右衛門さんがマリーアントワネットで、
 当時の児太郎/オスカルが「マリー雀右衛門のおじさんは、朝からあの赤い衣装を着てご満悦なのだ!」
 と言ってたのを思い出しました。)
また、血しぶきによって目が快癒する(誰の何がそれとは書けないでござる)なども歌舞伎的。

あとー…熊はどうかと思う。うん。

殺陣は、どんたっぽじゃなく、スピード感のある現代的なもの。そして安定感があります。
大人数の殺陣のなかでは今年の暫定1位。
 
染五郎勘九郎は走り回り、斬り結び、嘆き、怒り、休む暇がない。よくも毎日2回ひと月もできるものだ。
何となくですが、勘九郎のほうは、世話な感情を感じさせます。心がその身体の中にあるという気がする。
染五郎はどうも、何メートルか先の上の方に魂があるのじゃないかなと思う。
これはやはり逆はないだろう。アテルイ染五郎で、田村麻呂が勘九郎、でしょう。
普通の人間じゃないほうが染です。

この手の芝居は、いつもは一緒にならないような座組になるので、それぞれの芝居の異質さがめだったりすることがあるものです。前の…去年かな?陰陽師のときにはそれを感じました。今回は異質な染五郎勘九郎が、異質で当たり前な立場を演じているせいか、それを感じませんでした。また脇の人たちも際立って歌舞伎な人、際立って歌舞伎じゃない人がいなくて、違和感がなかったです。
宗之助ちゃん、出てたんだね。気づきませんでした。あとから配役見てびっくり。その役だったの?
かわいらしい娘の頃のイメージばかりで。
亀蔵さんは、らしい役ですね。

ラストは、やりきれなさをぬぐって、めでたしの気分が残りました。このへんも歌舞伎ですね。
 
「歌舞伎NEXT」は観やすいお芝居でした。
引き合いに出して申し訳ないが、スーパー歌舞伎よりも、リズムがとっつきやすいと思いました。
歌舞伎を見ない人にはどう見えるんだろうね。言葉は平易でイヤホンガイドが要るようなものではありません。
はじめて見る方でもOKだと思います。
 
やっぱり13年前の思い出は根強いな。けど、いまの染五郎もすごい。十年に一度の格好良さに、芯の通った芝居です。
なんで新橋は一幕見がないのだ。あったら通ってるなあ。
また何年かのちに会えたら嬉しいですね。
 
#いつも歌舞伎は別の名前で別の所にかいています。ネタバレを厭わずに。

2015年3月から5月のいろいろじゃん

シュミのブログに書いていることのまとめです。だいたい3か月に一度くらいまとめています。最近は、ご当地ヒーローについてがほとんどです。
あちらは、虚の世界のことを中心に。こちらはすこし時間がたってから実のことも含めて記載しています。
虚の世界 実の世界という言い方は、山田風太郎新聞小説八犬伝がそういう仕立てになっていたものの言い方を拝借しています。
虚の世界は八犬伝の世界。実の世界はそれを書いた馬琴たちの世界。
ご当地ヒーローは虚の世界と実の世界がともすると交差するほどに近いところにある。
うつつ、ゆめ。ゆめ、うつつ。虚の世界の住人である彼らが確かに現世(うつしよ)にあったという影をここに写しておきたい。
そんなところです。

今回、文句多めです。
各種遠征にいっぱい行きました。
行ったけれども、なんでこんなに予定(時間割や出演者など)が出ないイベントが多いんだろうって大きな疑問符がついてしまいました。
よく見に行く出演予定者(伏せてないw)に前の週に聞いても、リークできないのではなく本当に決まってないふしがあるんですね。
私らだって、遠くに行くときには1日中のイベントのなにに間に合うように行けばいいのかとか、2か所行けるのかとかとても気にしています。
主催の方は人を押さえるだけ押さえて、やることは間近になってからに決めればいいと思ってるのかなあ。
いつも早めに決めて情報を出してくれるところもあるんです。その差はなんなのかなあって、思ってしまった春でした。

スタージャン

GWが見聞無双の時期なんですが、そこが行けてなくてさびしい。
しかし、改めてみると雨が多いですね。梅雨でもないのに見聞でこんなに雨にたたられるのってめずらしくない?

3/1 ベニバナウォーク桶川 水のさと かながわ 圏央道開通記念キャンペーン

かながわの水を感じる桶川じゃん(スタージャン見聞)

雨の埼玉。前日は宇都宮ろまんちっく村でした。連日の遠征です。
スタージャンさんは最近、横浜のヒーローという言い方以外に
神奈川県のヒーローとも称するようになっています。
今回は行政へのご協力で、水のさと神奈川の魅力をクイズでご紹介。
しかし、あんまりおもしろく…スタージャンじゃなくても良……、うん、しゃべれる、だよね。ポイントは。
えらいたくさんしゃべってました。これはゆるキャラだとできないんだ。
この時にワイヤレスマイクあったらよかったのに……あ、あの長い原稿おぼえられないと意味がな……なんでもないよーー

(3/4,5 横浜見聞伝スター☆ジャンの東京音実劇場

ラジオです。学と巡出演。収録は2月上旬。M2の発表会の宣伝も兼ねて。ショーの脚本は関根さんが書いてますよとかいったお話)

3/7イトーヨーカドー上大岡店

ジュースおかわり上大岡じゃん(スタージャン見聞)

小雨です。前回も上大岡に来ていたレンガット氏が雨男なのではないかという疑惑。
横浜に戻ってくると、久しぶりのお客さんに会えたりしますね。
淡い色の新しいワイヤレスマイクになりました。前のは音が割れていたりしたので新調したそうです。
音がクリアでいい感じです。
細菌兵器をやりたかったけど、人がそろわなかったとにいさんが言っていました。
その時は、みんな舞台の稽古とかで忙しいよね…と思ってたんですが、
あとのニトリモールのショーを見ると、ワイヤレスマイクの生きるショーであることが分かります。ああそうか。それでやりたかったのか。
前回よりも観客が多かったと思います。

(この辺で関根さん別の映画撮影)

3/16 新都市プラザ 振り込め詐欺防止キャンペーン

巡はサギ?ママと学ぼう横浜じゃん(スタージャン見聞)

雨でした。雨多いー。警察関連の平日見聞ですね。防犯の新「寸劇」、息子はサギ?のお披露目。
スタージャンママここでも登場。
いつもいい子のタイガジャンが犯人役という珍しい状況です。楽しそう。
駅だったので、ツイッターなどにも報告が多く挙がっていました。

3/22 ニトリモール相模原

その名を呼んで!古淵じゃん 前編(スタージャン見聞)

その名を呼んで!古淵じゃん 後編(スタージャン見聞)

神奈川県内で、横浜外というロケーションです。
この施設ではヒーローショー自体を行うのが初めてとのことで、お店の人がお客さんに対面でお話を聞きながら、いろいろ書き留めていました。評価はどうだったのかなあ。
客層は、ファミリーですね。演目が久々の細菌兵器(風船のヤツ)で、ブラックナイトも登場。なかなかスペシャル。声援もたくさんとんでいました。
写真で、にいさんの面差しがよく見えますので、向こう何週間か後と比べてみて下さい。
正月太りリセットして、どんどん細くなっていくよ(汗

3/28 フェスティバルウォーク蘇我

ごめんねごめんねFW蘇我じゃん(スタージャン見聞)

3/28,29の両日は、池袋のマイヒーローグランプリと、ヤツルギ生誕祭がかぶっていました。両方ともたくさんのヒーローさんが集まるイベントです。
なにもぶつけることはないだろう?と思うじゃん。
ところが、某所営業さんがツイートしていましたが、池袋のためにヒーローを押さえておいたら、一旦立ち消えになったので、蘇我のイベントに回したら、やっぱり池袋の方が復活したので、両方に振り分けなきゃいけなくなっちゃったんだそうです。(そのツイートのとおりだとすればです。)
スタージャンさんは二か所に同時出現できないので1日蘇我、1日池袋で同じ演目をやってます。
この演目がだね、すーぱー久しぶり。おととし、港北公会堂のチャレンジフェスティバルでやった、マジョーカーさまアスーカさま姉妹が出る演目を、性別が不明なレンガットさんに置き換えたもの。オネエレンガット怪演。でも、この本ビミョー。

(この日、うっちぃ別の撮影。えっ?えっ?)

3/29 マイヒーローグランプリ

桜満開、池袋じゃん(朝っぱらから腹減り編)(スタージャン見聞)

桜満開、池袋じゃん(ごみ拾いとステージ編)

桜満開、池袋じゃん(スタージャン大詰め「変」)(スタージャン見聞)

えーと、文句を書きますので(笑)読みたくない方はとばしてください。
池袋のイベントですが、タイムテーブルも、どの会場で何をやるかもギリギリまで出ず、まったく苛々しました。
公会堂の予定はネットでは最後までわからなかった。
蘇我と池袋にどう立ち回るか考えてるのに困っちゃう。

ほかにも、クラウドファンディングでミライガーを呼んでみようとするも支援者10名で締め切りを待たずに取り下げ。だってだーれも宣伝してないもの。来る方も、呼ぶ方も。
資金が集まらなきゃ、ご当地ヒーローって客がお金を出してくれるコンテンツじゃないんだっていう悪しき前例になるじゃん。
それに手弁当(?)で来てくれてるほかのヒーローの立場はどうなるの?謎だらけです。

事前にはヒーロー献血という文字も見ましたが、実際はなかったですね。どういう企画だったんだろ?

あと、ごみ拾いパレードでギネスに挑戦とか書いてありましたが、蓋をあければほとんどゴミの落ちてない公園の中でごみ拾いとPV撮りでした。

朝から池袋をヒーローが歩くのとラジオ体操だけはちょい面白かったけどね。
あとは、経験豊かなヒーローさんやスタッフたちの自主性と横連携によって支えられていたのではないかしら。
事後に、ヒーローさんのブログとかでゴタゴタも少し漏れ出ていましたが、当日は皆さんのホスピタリティーを感じました。
いつもは会えない毛色のヒーローさんたちに会えましたしね。
われらが学にいさんは、なにか、とても、ふりしぼってる感じがしてました。朝も最後も一生懸命でした。

4/4 山田富士公園 さくら祭り

北山田、おおだこVSサギ息子じゃん(スタージャン見聞)

3回目ですね。少し雨ですが支障ありませんでした。
今年は新都市プラザでのサギ撲滅キャンペーンでご一緒したツナコメの方々と共演です。
おおだこポリス殿に対してのタイガジャンのウケっぷりが印象的。
Sさんは、このあと舞台の稽古に出かけて行きました。

4/5 そごう横浜店
ネクラーさん参加のショー。こんな晴れ舞台に、町内の用事で行けず。残念すー。
演目は前後編の黒いのが出てくるやつです。場所は風の広場。その名の通り、ふきっさらしだぜー。
スタラジを聞いてたら、とにかく疲れたと言ってました。なんでだ?
ショーには間に合いませんでしたが、終わった後の時間帯にのこのこ行ってきました。
たぶん居残りファンがいるだろうなあと思って。
ここでの日曜のショーならいるだろうなと思った久しぶりのお客さんに会いました。
何か月かに一回再会する人がいます。ぽろっと来ても変わらず迎えてくれる場であればいいなと思う。

(4/6 横浜トゥナイト   WEBラジオ。関根さん出演。ボートピアにて事前収録したもの。スタージャン話ちらほら。おとなしいぞ。横浜トゥナイトで検索。)

(4/8~12日 舞台 かいだん屋 レンガット金澤の金澤さんと、スター☆ジャン関根さん共演の舞台。
 関根さんはゲストで、犬神(呪をかけられた犬の怨霊みたいなやつ)の役で大変やーらしかっこよかったです。しかし、絶対柴犬じゃねええ。
 金澤さんは退魔師ですが、大変うるさい役でした。
 脱線ついでに。この舞台は not so bad であったけれども、この季節の個人的best はこれではなく、まさのやさん(木更津方面やスタージャンの支援にいらしてます)が出ていた「気節のない、街」。箱に合っていて、前衛っぽく身体を使いながらストーリーもわかる。抽象的であり具体的で、まとまった芝居でした。
 あと、5/17にあった「鯛cafe」での即興芝居に、ガイオンの新田さんと関根さんが出ておったんですが、自分の思った方向へ芝居を動かせるか、それともまんまとはめられるのか、出口はあるのか、役者の懸命なとこが至近で見られる面白い企画でした。考えたら新田さんと関根さん10年違うんだもんね。不測の事態に対して引出の数も勘の働きも違う。他のゲストの方の機転も面白かったですね。
 えーと、それから☆関係は、スター☆リンクスRの河童食堂か。(5/31) これは脚本がジュニア向けなのかなあ。学生演劇っぽさを抜けられてません。レンガット山田の山田京太郎クンが2役やってました。

 あと、ヒーロー関係ないとこですけど、片岡愛之助の「鯉つかみ」というのに、ちょと触れておきたい。
 これは、舞台に本水のプールがあり、その中で四天に鎖帷子の愛之助ウルトラマンが怪獣をぶん回すごとく魚(人が入ってる)をふり回し、魚の口から水が噴出し、最前列の観客はビニル風呂敷で防御する、さらに宙乗りまである…というような舞台でして(それを明治座でやるんだけども)、ヘタなヒーローショーよりもずっとアトラクションとして面白いなと思ってしまった。だがよく考えたら別格の料金も払っていた。いや、だけど、値段が高いから面白いわけじゃないよね。
 演劇の値段ってなんだろうか、と考えます。
 こんど、浅草で有料のヒーローショー(芝居)があるのですが、各団体お値段が違います。値段なりの満足ってどういうことだろうね。 脱線終わり)

※この辺で、スタージャン、タイガジャンが住宅展示場での撮影をやってます。なんだろう?

4/19 トレッサ横浜

闇を照らす、光る画面の師岡じゃん(スタージャン見聞)(前編)

闇を照らす、光る画面の師岡じゃん(スタージャン見聞)(後編)

はじめての施設ですね。(※追記 初めてじゃなかった。かなり前に警察関連で来てました)少し雨ふりでした。
音効は新しい機器で、ちょっと苦戦してたっぽい。
演目は蘇我と池袋でやった微妙なやつです。
見聞体操や写真の列の子供の数の多さに驚きました。すごい。地元近いからかな。
大画面でDVDが見れたのもよかったのかな。写真の時は画面まぶしくて厳しかったですけどね。
片付け終わった後、にいさんは、こどもさんとトランポリンしてました。
兄弟二人とも風邪ひき。

どの施設のことかわかりませんけど、この演目やったら叱られたと別の催しのときににいさんが言ってました。
ワシね、この話、おかまさんが出てくること自体が問題じゃないと思うのね。
そんなキャラ、ご当地ヒーロー界にもいくらもいるでしょう?
どうかと思うのは、いちばん相手が気にしている性別のことを「どっちなの?」なんて聞いてしまう無邪気さ。
そして、謝りながらも、多分自分でつけた傷の大きさに気づいていない無神経っぷり。
お友達の間柄で言うのは、それは君たちの間のアソビなんでしょう。
だけど、言葉は観客にもささるのだ。美人にブス言われたらちょっとカチンとくるわぁ。もうレンガットの味方になっちゃうよ。
ということで脚本の中では観客へもまなざしを配ってあげてほしい。いい気分で帰ってもらえるように。

4/25 つづきの家

鴨居でたけのこまつりじゃん(スタージャン見聞)

たけのこまつり。
☆▽の二人はまだ風邪ひいてます。
同じ症状で、同じような薬もらって、同じように長引いてるらしい。要するに同じ風邪なんじゃね?
ちうことで完パケでのショーでした。
重い障害の方がたくさん☆▽と写真を撮りに来てくれました。

4/26 はちだんバザー

ボーイスカウトってなあに?白楽じゃん(スタージャン見聞)

晴れた!こうでなきゃ。二年連続で防犯ママ。見てくれたこどもさんは去年より多かったんじゃないかな。
1年前は壁にポスターカレンダーを貼ってたんですよ。まだ横断幕がなかったから。
ミキサーもマイクもあたらしくなったし、幟旗もできたし、ショーの環境は充実しましたね。
そろそろ新しい防犯演目つくろうよー。

この間行けてない見聞 次の溝の口のエントリーに概要を書いておきました。
4/29 ろまんちっく村
5/1 非公開
5/2 イオン本牧
5/3 カワイイパレード
5/4 カワイイパーク
5/5 習志野

5/6 玉川・溝口ハウジングステージ

デビュー・デビュー溝の口じゃん(前編)(スタージャン見聞)

(GW中の見聞についても聞き書きで書いてます)

デビュー・デビュー溝の口じゃん(後編)(スタージャン見聞)

一般の子供さんがほんとにいない。午前中はまだ、近くから来たのかなっていう親子が居ましたが、
午後はもう、はっはっは。瀬谷の住宅展示場を思い出さずにはおれませんでした。最近では最も少ない記録じゃないかな。
いつも、あるいは時々見に来る大きなひとたち以外に、二子玉川のライブハウス(いつもM2ミュージックの発表会をやるところ)のお知り合いがいらしてました。
グッズがこの日から新しくなりました。んで、すごく若いレンガット君がデビュー。

5/10 菊名 毘沙門天祭り

菊名毘沙門天祭り2015やっぱり暑いじゃん(スタージャン見聞)

久々の菊名。1年あきまして2年ぶりの毘沙門天祭り。写真載せてないけど紅白幕がばさって落ちそうになりました。やばい、見えちゃう。
ショーの後すぐアフレコがあったようで、にいさんがたはショーが終わったら跨線橋の上へ去っていきました。
ちょこちょこ、アフレコとか撮影とかが入ってきてますが、結果なにができたのかはまだ出てこないのねん。
あと、夜叉レンジャーね。すごく中二病的な設定を、オーソドックスなヒーローショーのシナリオに落としてきています。録音がよくできてたなーと思いました。もっとテンポを上げたほうがいいし、あと、お客さんを意識した動きにしよう。

5/11 新横浜 春の交通安全運動

もらっておくれよ新横浜じゃん(スタージャン見聞)

行ったんですがすっかり忘れてましたww 書きました。啓蒙品配りです。平日です。

(5/17 関根さん即興劇イベント出演)

(この辺で、映画ローカルヒーロー大決戦の撮影。蘇我、木更津など)

5/30,31 開港祭

今年も来たよ開港祭2015じゃん(スタージャン見聞)

開港祭自体は5/30,31, 6/2 の開催。スタージャンは5/30, 31 の参加です。
6/2は横浜でローカルヒーローの映画撮ってたみたいよ。よくそんな日に設定しましたね。人が多そう。
5/31の午後、桜木町で映画アイズのPR(うちわ配り)をしていた方々が、臨港パークを訪れ、
スタージャンのショーに秋山さんが合流することになりました。
素敵サプライズ。ナマ秋山さん久しぶり。

ハルサーエイカー

ハルサーエイカーすごろくとしてのエイカーズ(雑談)

雑談です。face book でご紹介いただいて、たくさんイイねをいただきました。ありがとう。
公開直後から書き始めていましたが、なんかまとまらず。ちょうど見聞の予定がないところがあったので、書き上げて出しましたが、本当は、まだ考え抜いていません。
映画は短い時間で薄味でしたが、かつて何か月にもわたりアイちゃんやハルと一緒に走ったことを思い出しました。
その観点で書いています。

そのほかのヒーロー

3/14 浅草花やしき ライデンマル

ホワイトデーの浅草に参上!(ライデンマル)

ライデンマルの月イチのレギュラーショーです。顔出しの演技と、スーツアクションの両面を兼ね備えたショー。
この時点でかなり先まで予定が決まっていたのですが、この後、なぜか5月を最後に花やしきの予定は白紙となり、6月からはほかの土地も含めてショーなどをやっていくことになったようです。
7月からはテレビドラマの放映も控えてます。がんばってね。

3/14 イオンモール与野 ゆめクリショー

注射で救え ゆめクリショー at 与野

素早く大胆で美しい殺陣に、不条理さとゆるさが同居する不思議ワールド。愛知を拠点とするチームです。
2分もののドラマが作られるということもあってか、関東に2回の遠征がありました。その1回目。
浅草にも未練がありましたが、ゆめクリ、行ってよかったと思いました。本当に拾い物でした。

3/29 イオンモール幕張新都心 ゆめクリショー

ちょっとブレイク ゆめクリワールド at 幕張

池袋を抜けだして海浜幕張まで行ってまた池袋に帰った強行軍です。やればできるもんだw
前とは別のストーリーで…同じようなもんですが…ペロンヴィーナスが驚異的でした。

ここは、すべてのこどもたちにワクチンをのスローガンや募金活動と、ヒーローのコンセプトがストレートにマッチしています。
ちょうど千葉の方がローカルヒーロー映画のクラウドファンディングをやっており、
資金集めは映画制作のため。ただしその映画の収益の一部がワクチンになるという回りくどい方式で、
映画を作りたいのかワクチンをどうにかしたいのかよくわからないともやもやしていました。
このくらいまっつぐだと、すっきりしますね。

5/4 大阪ヒーローSPIRITS

さらばすばる 大阪ヒーローSPIRITS 2015

去年行かなかったので、今年は行ってやるーと思い、行きました。
世の中には芸達者なひとがいっぱいいるなというのと、
ヒーローという姿でできることはまだまだいっぱいあるな。引きだしは増やせるなってことを思いました。
これも、当日の本人様たちの自主性に大いに依存するところのあるイベントでした。ただ、すでに信頼感ができている仲間でうまく回していたと思う。
そういえば、あのー、チケットがね、全然届かなくてね、すごくはらはらした。
代金を現金書留で送れっていうのも結構ハードルが高かったんだが(郵便局があいてないと封筒も買えないし出せないもん)
チケット送ったってメールが来てるのに、一向に届かないから確認のメールを送ったら、実際はその後投函された記録になってて、あっるぇー?て感じ。
懲りたので今後は会場で支払にしますとのこと。相当大変だったんでしょうね。お疲れ様でした。

5/30 大泉交通公園 スプリングフェスタ

愛と裏切りと友情のスプリングねりねり(ネリマックスとゆかいな仲間たち)

リマックスさんおひざ元にて、コスモフラッシャー、ナスライガー、タタミマンとコラボショー。
遅れちゃってあんまり見られなかった。
思いがけずグランマサラ―さんと初めてお会いしました。
あと、鬼怒さんとも、お初でした。
リマックスショーはいつもストーリーとテーマが考えられていて面白いですね。

5/31 イトーヨーカドー木場店 薩摩剣士隼人

木場に出現ダイサイゴー(薩摩剣士隼人)

ダイサイゴーとつんつんによる西郷さんうんちく プラス 前に横須賀の鹿児島フェアでみた方言禁止のショーという筋立てでした。
10月~TOKYO MX で放送。MXは夏からご当地ヒーローを取り上げてくるのが注目ですね。

本文にも書いたけど、この日のショーは客層が大人で占められていました。
握手撮影の列にも並ばずにサイドに待機して、全部終わった後キャラクターたちが対応してくれるのを待ってるという人が多くいて、すごい人気なんだなーと思いました。
しかしたまたま買い物に来ていた親子連れはなぜ来ないのだ???。

という3か月でした。
ヒーロー同士の連携が今までよりも広がってきていますね。
地元と、外交と、映像作品などの活動との向き合い方について、それぞれの団体の軸をしっかり確認する時期かなと思います。巻き込まれるときも、飲み込まれないように自分でしっかり泳がなきゃ。

相手が演者となるとともに、突然に観客たれと場に放たれ取り結ぶ小さな関係のしあわせ

そういうことをツイッターに書いたところ、
表現をする人、見る人の幾人かに☆をいただきました。
たぶん、それぞれの方の経験や、受け手、送り手としての意識によって、それぞれのイメージを持たれてのことだと思います。それでよいと思います。

私が考えていたことを書き留めておきます。

チケットを取って、見るぞ、と意気込んでいく芝居というのは、
そもそも観るつもりで行くのであり、客としてのポジションが約束されている、と、いえなくもない。
誰が何を見ているのか。それは、たとえば映画を見に行くのと同じように、送り手のあずかり知らないところでおこることです。

私がかつて見た印象的な歌舞伎(新歌舞伎)に、片岡仁左衛門丈が佐吉を演じた、荒川の佐吉があります。
この人は、型だけではなく、感情を感じさせる芝居をなさる方です(そうしているのだそうですが)。
佐吉が自分の好いたお嬢さんの子どもを抱いてあやしていると、ふっとなにかに気づきます。
ゆびをたてて、すーっと赤ん坊の目の前を動かしてやる。そして、曇る眉。
その気持ち。何を悟ったのか。
自分の中に同じ気持ちが立ち上がってくるのを私は感じました。
いいえ、演じている側は同じ気持ちではなく、その気持ちを持った人間の姿を表に見せるように動いているだけです。そこから、その役の気持ちが私の中に生じたのです。「たぶん…」と想像するのではなく。
ひとが、そういうふうにできていることを思い知らされる出来事でした。

不特定の人に向けられた遠い舞台のあちらから、
なにか、演ずる側の意図が働きかけて
こちらのひとりに及ぼされる作用がある。そのマジック。
これは受け取る側の勝手な感触ではあるが、なにかがとどいたと思われる瞬間である。

しかし、それだけではない。

路上のパフォーマーなどが特にそうなのですが、
こちらの、かすかな期待を読み取って、か
あるいは、あやつをターゲットにしてやろうず、という意識かわかりませんが、、
自分が客となろうとするよりも先に、お前を客と認めたぞ、というメッセージが発せられることがあります。
おや、と思う間もなくパフォーマンスは始まっている
この舞台なき舞台の中に、相手と自分が居るということに気づいたときに、そこに取り結ばれる何らかの関係というのは、しあわせなものである。
そこには、ただ、勝手に進んでいく物語を与えられているというのとは違うイミがあります。

芝居は、どんなものでも、それを潜在的にもっている可能性がある。と思うのです。
先に書いたような、観客であることが約束されたものであっても。演技者が演技者として現れたときに客は改めて本当に客となるのです。