kikuyamaru's blog

こちらにはノンジャンルの長文などを書いています。

浅草歌舞伎の着信音

このお正月は特に話題の上演中の着信音。
私は浅草で2回遭遇しました。浅草の日常が戻ってきた気分になりますなー(洒落にならん)
1回目は隼人の挨拶で携帯の電源切ってねの注意喚起の後マイクを置いて口上に入ろうとしたら鳴った。は?この時間に切れって5秒前に言ったじゃん。
2回目が最悪で、熊谷陣屋の弥陀六が制札を持ってセリフを言い始めたら長めにメロディーが。このタイミングよ。
これから高まって幕切れに向かっていくところじゃん。弥陀六もかわいそうだけど、熊谷の歌昇がほんにかわいそう。
浅草は掛かってくることがあるんよね。
だから係の人も歌舞伎座の倍くらい人数をさいてピリピリして注意喚起にくる。幕間でロビーやトイレにいても今のうちに切れと言われる。ところが電波のない歌舞伎座でも鳴る。私も実際聞いたことがあり、何を鳴らしてるのか不思議だった。アラームなんですかね。
真因をつきとめてほしい。
本当に切り方を知らないのか
言葉がわからないのか
電話に出る用事があるのに招待されたから居なきゃいけないのか
(電話を待ってる人は劇場に来ない方がぜっったいにいいよ。鳴らした人が自分の客と分かったら役者もいたたまれないだろう。)

iPhoneについて言うと、最近の電源は本当に切りづらい
誰がボタン二ついっぺんに押すとか考えたんだろ
設定から切るにしても少し深いところにある。
シアターモードってことにして、実際は電源が切れる簡単な機能を実装したらいいんじゃない?

あと、イヤホンガイドの本体を落とす音も浅草は多い。

お荷物から溢れたガイドがおっこちないようもう最初から床に置いたらいいよ。

(すみません、芝居の感想がなくて。(他の名前で書いてます。)ちょっと書いとくと4回ずつ見ました。模索模索の1か月だったことが窺われる。特に源氏店。もっと言うと蝙蝠安。歌舞伎にするのにとても手こずっていた。宗五郎の出来上がり図は見えてるが、安の像は見えてないのだろう。ミスキャストのように言う人もいるけど、こういう役も松也には大事。やがて似合うはず。)