kikuyamaru's blog

こちらにはノンジャンルの長文などを書いています。

前回ボランティアのときの話を再掲します。

前回(2013)、横浜のご当地ヒーローの撮影のボランティアに行った後に振り返りで書いた内容を再掲します。レポートではございません。だって中味は書けないから。
でも行こうかなって思ってるひとに少し参考にしてもらえれば。
このときは9月で台風まで来まして「炎天下」「雨」と書いてありますが、今度は極寒の可能性を排除できませんね。
晴れてえぇー。
(ここから再掲)

さくらのブログには書いていないことで、こっち(はてな)にいくらかヒーローがらみの内容を書いております。 虚の世界と実の世界があるとしたら、「実」のほうに当たることをこちらに。

そこに、撮影時のボランティアに行ったという話も書いてます。 
詳しく書けない(知りえたことを口外しない旨の誓約をしています)ので行ったということだけ。 
でも、後から撮影の時の話をスタラジなどで聞いていると、具体的にわかることがあります。 
ボランティア同士で知り合いも増えました。良い体験をさせていただいたと思います。

もしかすると、今後もボランティアでお手伝いが募集されたりするかもしれませんが、 仕事は、何がわりあたるかわかりません。 
機転、瞬発力、持久力、精神的にもめげない力(人によってはこれが最重要) 
仕事によっては腕力や知力が、少々必要になります。あ、人並みはずれたすぐれた力は要りません。 
炎天下や雨の中で立たなければいけないかもしれないので、体調も気を付けて。 
終了時間が遅くなるかもしれません。ご家族の理解や本業との調整も必要です。 
この辺、いつもの仕事や、経験によってきついと思うかどうか差が出てくると思います。 
長時間の仕事や、臨機応変の仕事に慣れていない方は苦労してしまうかもしれません。

役者さんとキャラクターの名前とか知ってるとちょっとよいです。両方使います。

親切にお膳立てが整っていなかったり情報の通りが悪いとぷんぷんしてしまう方や、人に何か言われるとすぐ腹が立ったり気にして仕事が手につかない方には勧めません。 
あと、ウラを見たくない方…そんな方は来ないとは思いますが…は、来ちゃダメだよ。

ボランティアの基本として、自分の世話は自分で。

役に立たないことを恐れない(さぼっていいってことじゃなくて、なにもできなくても気に病むなということ)。

見ず知らずの現場での初めての仕事のつもりで臨め。そして、大人であれ。
(ここまで)

ローカルヒーローとローカルじゃないヒーロー

ローカル部とニチアサ部(…など)の違いについて、歴史の違いだろうという意見を読みました
予算や技術の違いじゃないというのは同意ですが、
私は、ビジネス・目的・市場/ターゲット・フィールドの違いによりあり方が変わってくる。
そのあり方の違いじゃないかなあと思います。
いまとても少ないですけど、自分らがこどものころは、実写ヒーローたちが百花繚乱玉石混交で全国向けのテレビの電波に乗ってました。制作会社も色々ありました。
それに対する自主制作。そういう関係は以前からあり、いま便宜上ローカルヒーローに分類されてるものにもあると思う。それであれば別に土地に眼差しを向ける必要はない。どこにいてもどこにでも届けられる。いまは物理的金銭的人気的な制約で地元でやっているだけみたいな、ね。
しかし、その地域からの発信、その地域で作ること、その地域へ届けること、その地域をしらしめることなどなどにこだわるものもある。
それは歴史やメジャーとインディーズの違いのみでは語れない。
彼らは地域を意識するが故の在り方をもっている。
それが違い、と、私は思ってます。
逆にその意識がないものに無理やりローカルのラベルを貼ることはないと思う。

2015年9月から11月のローカルヒーローやらなんやらジャン

3ヶ月に1回くらいやっている、シュミのブログ(さくらのブログ)のまとめです。リンク先はそちらになります。
あちらにはおもにローカルヒーローのショーの表に見えることをかいています。
こちらでは、少し時間がたっての所感、そのときは書けなかったネタバレや、ショー以外のこともかいてます。
また、作り手があることを意識しています。
裏のことがお嫌いな方もあるかと思いますがご容赦ください。
しかし、完全な裏、楽屋、は客である私どもには見えません。相手が言わないことは聞こえません。
見えているけどショー自体ではないこと。そういうものを書き留めています。

スタージャン

ほぼ見聞ですね。あとローカルヒーローの映画公開関連。

#このブログの前提知識として
#スター☆ジャンに変身する学/にいさん(演:関根さん)
#タイガ▽ジャンに変身する巡/弟(演:内山さん(うっちぃ))です。

9/13 ええっ、ヒカリ? みなとみらいじゃん(スタージャン見聞)

薬物乱用防止キャンペーン in 横濱 (みなとみらい)

この日、二子玉川で、M2ミュージックスクールの発表会があり、松林早紀ちゃんが司会をしておりまして、見聞に不在でした。
そのため、最初の方タイガジャンにアテンドがついてなくて、ひとりで暇そうな感じだったのでそばに行ってみたけど全く意思の疎通ができませんでした。(※私はしゃべるけど、あっちはしゃべらないんでジェスチャーです。)タイガジャンやっぱりわからん。
ちうことで、この日のヒカリちゃんが、えぇぇぇぇええ。えぇぇぇぇぇえええ。

9/15 ことしも事故なし新横浜じゃん(スタージャン見聞)

事故なしキャンペーン(新横浜周辺)

港北警察署のお手伝いをしてるのを見ると、原点だな…って思います。
信号待ちで止まっている車に梨を配るべく、道路の真ん中に出てゆくスタージャン。こわい。梨を配るだけですが、私は日がな1日見てても飽きないな…1日は言い過ぎかも。
警察の人が「本人ですよ」と耳打ちしてくれました。いや、うん、えーと、はい。わかる。「写真撮るんですよね?」もそうなんだけど、なんか、とてもこう、スタージャンは旧知の間柄で、こういう日にファンが来るんだよね、知ってる知ってる、みたいなお客様対応感が漂います。

9/18 目をくばろう、騙されないで桜木町じゃん(スタージャン見聞)

防犯ぱどロール隊出発式 & 詐欺撲滅キャンペーン(桜木町駅前)

こちらは、サギ撲滅関連です。
平日の昼間で、夕刻の新都市プラザとかに比べると人通りが少ないんで、効果はどうかなあって気もする…とかいうとおこられちゃうかもしれない。
警察のかたに、おおだこポリスは来ないんですか?と聞いたら「Twitterで期待されてる気がしたんで用意はしてきたんですが……たぶん、来ると思いますよ」って。見てんのね ^^;;; 。
ブログにもたまに、公共機関からのアクセスが記録されてることがあります。
一応、キャンペーンに対する一般人の反応の一部だもんな。
スタージャンの協力の証跡になるのかなと思うと、あるときから意識して書くようにしています。ただ、いいほうに盛るというのはしないようにしてるつもり。

9/26 かきまわしちゃえ本郷台じゃん(スタージャン見聞)

郷フェスタ2015 横浜市多機能拠点 郷

この演目に本来いなくていいレンガットが今回出てます。
朝、会場に行ったら、まだ入れなくて。
オープニングがスタージャンだと居場所に困りますね。ほかのものもまだやってないから、塀際にびたっとくっついて開始を待つ…みたいな。
ブースに関根氏が座ってまして、とりあえず挨拶がてら、外でやるんですか?と聞きに行ったら「外でやるんですけど…いろいろありまして…」と、あいまいに'にこー’ととするので、なんでしょう?と思ってたら、あははは。はは。なるほどいろいろある。
…たしかにぃ?常々面白いライバル役がいたらいいなあと思ってはいたっ。
ネクラー曰く、"俺(ラスボス)が出てったら終わっちゃうだろ?"なので、別の役が必要ですよねー。
エイサー(沖縄の)にチョンダラー(サナジャー 呼び方は色々)という役目があります。白塗りで道化のようでいながら、全体に目を配り進行、テンポの調整をしたりしているそうです。見てると、みんなに水を飲ませて回ったりもしてます。
この日のレンガットさんを見てたら、ああ、そういう役があるといいんだろうなあって思いました。例えばファンガーク、例えばヤッセンボー。

帰ってきた「ケンブンクッキング」(10/1-10/14配信中)

外伝の大部分はEpisode:1に取り込まれたんですが、外伝自体じゃないとみられない回があるんですよ。それがケンブンクッキング。
今回無料配信してたんで宣伝してみました。見損ねた方はDVD買ってください。
あと、あのエプロンは、中華街で売ってたものですが、もう売ってません。放送時点でかなり品薄でした。わたしもことあるごとにお土産やさんをウォッチしていますが、いまは同じキャラクターで2世代あとの商品に入れ替わっています。

 

※この辺でWEBラジオ 横浜トゥナイト 50回放送が公開。ゲスト関根さん。収録は9/25.
ラジオなのに学の格好で律儀です。そして呼称は「スタージャン みどり」

横浜トゥナイト|YokohamaTonight|ワイルドオヤジのとっておき横浜番組 | ワイルドオヤジ+α が語るとっておきの横浜番組

10/4 ヘルキーやる気ー常盤台じゃん(スタージャン見聞)

常盤台地域ケアプラザ・コミュニティーハウス ヘルキー秋フェスタ

廊下とかにも人がいてマスクオフれないせいか、いつもはスタージャンが素面になるところをマスクを着けたまま、かつ、マイクなしでしゃべってました。地味に実力の発揮されるところです。
それ以外にもずいぶんスタージャンがはりきってたんで、そう言ったら、自分のやることをちゃんとやろうと思って、とか言ってました。

12色の色鉛筆では足らない…ジャン(らくがき/雑談)

落書きです。お題で描くのはきらいじゃないけど、時間に追われるのは苦手です。

10/17 向かってまーす 三浦港じゃん(スタージャン見聞)

三浦市防犯のつどい(三浦市民ホール)

ちこくちこくー。
こんな遅刻はめずらしいですね。いつもギリギリ間に合ってるもん。渋滞がひどかったそうです。
この時期、関根サンが禁酒しておりまして。
それで、ビール券にあんなにも執着してるんではないか、…してるのはスタージャンだけど。
どうでもいいですが、サギ息子の演目で、初めて晴れました。

10/18 緑区民まつり(四季の森)と、きくどらまつり(菊名ドライビングスクール)

緑、ドライブ、秋の空じゃん(四季の森編) (スタージャン見聞)

緑、ドライブ、秋の空じゃん(きくどら編) (スタージャン見聞)

ハシゴです。にいさんたちもハシゴ。昨日に比べるとすごく近いな、近いっていいなと実感しました。
緑区民祭りはやたらティッシュが配られてました。演目はサギ。
菊名は体操のみ。
前回のきくどらが寒かったのでそのイメージでしたけど、今回はいい天気でした。
こどもが大量に寄ってきてさばくのが大変そうでした。
前日三浦ではあんまりこどもが寄ってきませんでした。催しの性格もあるでしょうが、やっぱあるんだろうな、地元の力。

10/24 かぼちゃと風と赤いスカート本牧じゃん(スタージャン見聞)

イオン本牧

あれ?りこちゃんはどこに?あれ?

ぐさっとくることを言い合うのがちょっと引っ掛かるシナリオなんですけど、おかまだからマズーなんだろ?ってことなのかなんなのかスカートをはいたちっこいレンガットが出てきました。
面白いもんで、ビミョーだった箇所がちがう感じに見えてくるし、相手が違うとセリフにも手加減が出るんですねw。
あと、この日の特筆事項は風です。パネルもやばかったですが、テントが飛びそうな風で。
撮影会の間、キャストの4人はお客様に対応しているんで残ったスタッフでは持ちこたえるのが難しく、みかねたお客さんがテントを抑え、畳むのに協力していました。
スタージャンの場合、普段はお客様にそういうことに手を出させることはありません。でもピンチだからね。
この演目は、ついたてやテントに隠れることが必要になるので、あらかじめとっぱらっておくわけにもいかなかったんでしょう。ヒヤリ、でしたね。

10/25 お菓子をちょうだい相模大野じゃん(スタージャン見聞)

ロビーファイブ (相模大野)

2日連続で黒マントのやつですが、今日のレンガっ娘はデカっ。
この見聞が終わったところで、関根氏、お酒解禁。
この辺、スタージャンのモチベーションに関係するので記録しておきます。
ここいらの日付でなにかある予定だったんじゃないかなあ(邪推)

11/14 秋雨の菊名に帰還、コミハじゃん(スタージャン見聞)

菊名コミュニティハウス 文化祭

久しぶりのコミハです。去年少し菊名から遠ざかった気がしてましたが今年は少し戻ってきてる感じです。
ショーはSE(効果音)もばっちりだったし、アクションも派手めでなかなかでした。
雨だったんで、お客さんはいつもより少なかった感じ。
近所の病院の保育室の子が連れられてきてたんですが、緑のとんがったのが出てきたらすんげー泣いてましたね。可笑しかった。
終わった後、数人で菊名の駄菓子屋さんにいってひとり100円分(税抜き)買い物して、それぞれ袋に入れてにいさんに差し入れしました。こんなに買えるの?って驚いてた。

11/14 考えるゼイみなとみらいじゃん(スタージャン見聞)

税を知るこどもフリーマーケット (みなとみらい)
この日の2本目。去年とほぼ同じ講座でした。少し内容をかみ砕いてあったと思います。
そこは良かったんだけど、劇の出来は去年の方がよかったかも。
この回だけを見て、ぐだぐだである、最近はいつもこうなのかとがっかりしていた人がいました。
これはねえ、ボランティアの学生さんなどと合同の劇ですのでなんともしがたいとこもあるでしょうけど、一般の方々が通る往来なので、偶然見てしまって学芸会だなと思われてしまうかもしれんよね。
朝のコミハは出来が良かったのでもっと見てほしかったし。うーんだね。

※11/14 映画「日本ローカルヒーロー大決戦」公開
上記の見聞2本の後、夜の回を数名で見に行きました。

11/15 秋深し秋刀魚にがいか仲町台じゃん(スタージャン見聞)

新栄地域ケアプラザ

以前からケアプラザの見聞は発表されていまして、そこに同日午後幕張新都心で舞台挨拶という話もスタラジ(ツイキャス)で言われておりました。
このケアプラザは第三京浜の近くなので、車ならどうにかなるかもしれないが、にいさん達が移動できてもウチらむりだわって思ってた。
なによりも、こんな近くに(ほんの2駅)神奈川県の上映館があるのに素通りして千葉はないんじゃないの?なにをおいても駆けつけなきゃいけないのは地元でしょう?この映画の名前についてるローカルってなんのことですか。そう思っていたので、結果的に28日に海老名での挨拶になったことは、個人的には歓迎。でした。

あ、お祭り本編ですけど、これまで見たどのケアプラザのお祭りよりも賑わっていました。
学校や自治会を巻き込んでうまくやってる感じ。
秋刀魚も美味かった。あと、感動するほど秋刀魚を食べるのが上手い人がいました。うつくしぃ。 

11/21, 11/22  2015日本ローカルヒーロー

2015日本ローカルヒーロー祭(1日目編)

2015日本ローカルヒーロー祭(1日目 ダンスと舞台挨拶編)

2015日本ローカルヒーロー祭 2日目 (その1)

2015日本ローカルヒーロー祭 2日目 (その2)

2015日本ローカルヒーロー祭 2日目 (その3)

2015日本ローカルヒーロー祭 2日目 (その4)エンディング

ハーバーシティ蘇我。エントリー5本では済まなかったですね。6本になりました。
2日間になりまして、必死でオープニングに間に合うように行くとゲッソリしてしまうのがこれまで蘇我に行った経験でわかっていましたので、もうすこし気楽に行こうと、ゆっくりめで挑みました。
あと、今年、ずいぶんコラボショーも見に行ったので、初めて会うヒーローがそんなにいない。だから、はじめてでテンション上がりっぱなしみたいなこともなく、やや雑に見ていたなあって思います。グリーティングの場所が分散してしまって、ブルーステージ側であった面白そうなことにはほとんど立ち会えませんでした。
もうちょっと小規模でもいいよね。1日目のごちゃごちゃした雰囲気が思い返せばかえって面白かったと思う。

あれだけの団体がステージに出るので、普段別々の日ならば作品間で相互補助しているのが、同日ではできないといったこともあると思うんですね。あと、遠くから来る団体も多いんで人数を出せないこともあると思う。
その部分を付焼きで補えば品質が下がり、ひとを減らせば寂しくなる
昨年、映画の前のタイミングで、台風でこられなかったエイカーズはもったいなかったなあ。あのタイミングならカマーやチリーも来られただろうに。
混成ワンステージで出ちゃえって手はあるけど、個々の色を出す工夫が必要になります。
福島アベンジャーズ0は非常によくできてました。
大阪スピのときに既に皆さんご存知のことを活かすコラボというのを見て感心したのですが
福島のは初見の人に紹介しつつ個性も出し1本にしていてこれまたよい出来でした

 

スタージャンの防犯教室について。

これまで、遠征に行っては特別なキャストで特別な演目を披露ということがときどきあって、遠くまで見に行けなかった横浜の人たちからは、なぜそちらが特別なの? 横浜は? っていう思いがちらほら書かれていました。

しかし、白河ゆめフェスタの時みたいにあまりにも何もない体操だけってのもどうなの?って感じなんですよね。
浅草は一部苦肉の策という気がしました。
で、今回これですね。ちょっと思い切ったね。
若干、"困った時の防犯教室"的なものも漂う気がしなくもありません。

普段のスタージャンを見てもらう。
大切なことだなーと思います。
お祭りに派手なことをやってやっぱすごいなーって帰ってもらうのはいいんだけど、いつもそうなのかと思って横浜に来たら、あれ?って思われちゃうかもしれない。
しかし、個人的にはすごく見慣れたショーで、短いし反応どうかな?って心配してました。
ツイッターで見てたら、
光ちゃんのアクションにびっくりとか
こどもが参加して楽しんでてその写真も撮れてよかったとか
俳優さんがご自身のこどものように見ていてくれたとか(※ちなみに二人とも独身です)
エンターテイナーとしてのプロ意識を感じたといった感想が見られて、あ、よかったんだ、って思った。
たぶん、一日中写真やサインに応じていたグリーティングや幕間での印象も含めてだと思うんですが、普段やってるから作らずともそうなれるわけで、伝わるもんなんだね。

スタージャンの誇りにしてよいところではないでしょうか。
でも、この手は来年使えないからねー。どうくるかなー?
多分、去年のようなのを期待して来てた人もいると思うし、その辺、バランスとらにゃね。

11/23 冬到来の浅間台じゃん(スタージャン見聞)

浅間台地域ケアプラザ

寒かったっすなー。ここの施設は入れる部屋が少ないので、外で待つことになります。風が身にしみました。

午前のショーを見ているときに、少々腹の立つ連絡が入って気もそぞろで、あんまりいい写真ないかもしれない。

演目は考えた方がいいですw おじいちゃん、おばあちゃんがほとんどだったよ。

11/28 海老名で舞台挨拶じゃん(スタージャン見聞)

イオンシネマ海老名(日本ローカルヒーロー大決戦 舞台挨拶)

これはねえ、ここ三ヶ月でいちばん面白かったイベントかもしれない。
蘇我の大きな舞台では人が多かったのと、上映前だったんでネタバレなし、かつ少々機械的にこなしていた感もあったんですね。
この日はフリーーダムでしたねえ。映画のストーリーに絡んだ裏話もできるし、敵も出てくるし、なぜだか穂積博士は遅れてくるし、バック転もあるし、濱尾兄弟もずいぶんしゃべってました。
クワガタ忍者さんが小さい子たちを連れてきてくれたらしいです。そんでこども達が多くて良かったです。
もち、いつもスタージャンを見に来てるこどもたちもいたよ。

挨拶が終わった後の撮影会も自由で、サインもらったりできました。オウカちゃんに一番前で見てらっしゃいましたよねって言われた。はい。すみません。沢山撮れてるよ

海老名の挨拶は、キャストがなかなか映画の公式WEBに載らなくて、スタージャン行くって言ってるけど載ってないし、はて? でも行くって言ってっから行くんだろうな予定しとこ、みたいに思ってました。
ミヤマ仮面さんも予定されていましたが、大事を取ってクワガタ忍者さんだけになりました。
ですよね。それがいいよ。
で、前日にWEBを見たら、あれ?スタージャンとオシエグリーン(すごいな快挙だ)板橋も行くことになってるな…。行くのかな…。
でも関根さんのTwitterには、海老名に行くよって書いてある。あれ?板橋も行くの?って聞いたら?
「ん????????
なんやて?????????
ん???????????????」(原文ママ
そういうこともときにある。急に予定が追加になったようです。
板橋ではほかにも告知されていないヒーローさんが来てたみたいでした。混乱するからとそこの団体が告知を控えたそうです。それも一つの判断だけど、えっ、来てたなら言ってって人もいただろうね。
舞台挨拶には若干振り回されてます。

 

※11/28 劇場版 びったれ!!! 公開

関根さん出演。撮影は3月上旬のしばらく見聞のなかったところ。
チンピラの役。広島での撮影に行ったら雪で、撮影が残ってしまったので、いっぺん見聞のためにもどってきて、再度広島に行ってたそうですが、その途中の見聞っていうのが、サギ防止。チンピラ→サギ防止→チンピラ。あんときそうだったのかって、今考えるとすごく可笑しい。 

11/29 もう年忘れ?長津田じゃん(スタージャン見聞)

アピタ長津田店。
まさか、これが、良いお年をだと思わないじゃないですか。11月だぜ?
関根さんにおそるおそる「次は?」と聞いて、「実はですね……」ってまっすぐ目を見て、当分ありませんってのを告げられたときにゃあ、「あ、ないのね」ってぽつっと言うしかなかったですわ。
しかたない。前向きな理由なのでよしとする。
こどもさんの入りはいつもの長津田より少し少な目かなと思いました。それでも平均よりは多め。
それにしても、レンガットのアーマー。もうぼろぼろだね。ショー用に下ろして、2年弱になりますか。
メンテしてもらえるのかなあ?
あ、そうそう。この日と前の日、にいさんに髭がないです。これ書いてる今日現在の写真でもないんで、珍しく1ヶ月くらい剃ってるのかな。LH祭のときはあるもんね。

 

12/5 白根学園

急遽一般参加可能となりました。間に合わなかったけど行ってみたら、帰る途中の、りこちゃんに会ったw
去年のBarの話なんかしながら途中までご一緒しました。

このあと幼稚園訪問などで、12/22まで見聞があって、スタージャンは仕事納めだったようです。
年末になにもイベントがないと寂しいですね。年始の忙しいことが落ち着いたらみんなを集めてなんかやってっ。

 

あとショー関係ないんですけど、スタージャンのショーのお手伝いに来てくださってる役者さんがテンチョーをやってるテイクアウト専門の焼きそばやさんが中野にできたので行ってきたっ。
「何がお薦めですか?」「焼きそばしかありません」 という店である。
焼いている店員さんも俳優さんで、顔を見せるために、白いマスクではなく透明のものをしているそうです。
呼び込みや、お客さんとのトークもみんな俳優としての鍛錬になるらしい。そういうわけで、鉄板でじゅーじゅーしてる背後に「本日の出演者」って書いてあります。
中野五郵便局の向かいにあるよ。"冷めても美味しい"は本当。

 

ほかのヒーローなど

LHのシーンで感じるのは、既存のものの安定。看板があって安定している団体の力です。

続けられているという実績がもの語っている。

そして、そういう「定評のある」団体は人を集められるんだなぁ。

9/5 品川でちょこっとダルさんしらかわん(注:いるだけ)

品川駅

ダルさんが、居るだけですよ、って言ってたやつです。
しらかわんが、なかなかよく動くのと、おにいさんがビミョーにいい味です。

9/21 青と緑の兄弟詣で 琉神マブヤー in みなとみらい

沖縄チャンプルーカーニバル

マブヤーのショー自体は、やっぱり安定の高品質。面白い。
当たりはずれのあるショーだと他人に勧められませんが、マブヤーだけは勧められると思ってます。
私が、芝居っぽいショーが好きなせいもあるね。
終了後は、ファンの出待ちが多くなっちゃって、秩序がなく、こりゃ大変だなあって感じでした。
アイドルでも来てるのかな?って思うような人ごみ。
#私は次ひとと約束があったので待ちませんでした。
デパートの屋上の単独ショーのときはもっときっちり統制していて息苦しい感じがしましたが統制しないとこうなっちゃうのか。やっぱ人気が出ると、要るのかなあ。

9/27 コンコンが葛西に来たっ(薩摩剣士隼人)

イトーヨーカドー葛西店
写真がひどくてほんとごめんなさい。
コンコンかわゆすー。
10月からMXでやるよーというのが言われていて、いよいよ、の宣伝ですね。
なかなかご当地色の濃い面白い番組に仕上がってます。土地の力を感じます。

10/3 赤べこだらけの越谷へレディーGO!

会津フェスタ2015(イオンレイクタウン)
ウッ様から会津についてのレクチャーを受ける話であった。
自分の土地の紹介をしつつ、ショーの会場の土地にも敬意を払う。ちゃんと準備のされたショーでした。 

10/25 お菓子なまちだから、ここではないどこかへ…ガイファングとこわくない怪人くんのその後

町田スイーツフェスタ2015 (町田シバヒロ)

Dセイバーです。
本文に書いたとおり。音も動きもシナリオもよくなりました。
グリーティングでは会場に来ていた親子連れに囲まれて全然近寄れないくらいだった。
ハクギンってだれ?については映像コンテンツをご覧いただければと思います。
Dセイバー単体のショーは私はこれが見納めかもね。次からは違うキャラになるみたいです。

10/25 横浜の海に輝けオレンジエレメント(ネリマックスとヨコハマリンとまじめな仲間たち)

オレンジリボンたすきリレー(山下公園)

この日3本はしごで、やや急ぎ足にあつかってごめんなさい。
児童虐待防止というキーワードで集まったヒーローのコラボショーです。
このイベントでのヒーローショーを根付かせたのはネリマックスさん。
今年はヨコハマリンを主演にした、この日向けのスペシャルシナリオでした。
いまのところ自力でイベントを主催することのないマリンちゃんですが、各地を飛び回って着実に人脈を拡げているようにみえます。それが、やっと横浜で芽を出したかな。

東京ヒーローコンフュージョン(グランマサラーと華麗な仲間たち??in調布)…と、菊名のサンマ

神代団地祭

調布、思ったほど遠くなかった。
グランマサラーさんは、カレーおよびローカルヒーローとの関わり方を模索した結果、カレーのローカルヒーローになっちゃった方、だと思われます。中味は知る人ぞ知る、知らん人は知らん。
演し物は、あやうく形を保っている雰囲気でした。最初はしょうがないかもねえ。
単体での映像やショーを待ちたいと思います。
ついでに?移動して菊名で秋刀魚食べました。 

11/7 映画「日本ローカルヒーロー大決戦」舞台挨拶and先行上映 at 蘇我

映画は11/14公開。通常は3週間の公開。蘇我/幕張新都心のみ11/7から公開。何館かは延長して公開してました。
これは初回の舞台挨拶について書いてます。
結果的に舞台挨拶3回、映画を見るのは4回ということになりました。
舞台挨拶の回はそこそこ埋まるんです。でも海老名で見た最初の回(ふつうの公開初日)はガラッガラでした。
平日に見に行った人から客席の埋まり具合を聞きましたが、やっぱりあんまり。
だって、上映館少ないもん。近くでやってないってことはわざわざ行く人しか来ないわけですよ。
"LHが沢山"でときめいて交通費かけて1000円の映画見る、って人。
それはショーに来る層の中でもわざわざ来る人たちの層にぴたっと重なります。そんな人が1ヒーローに対して何人いるか。その中の何人かは、映画の企画時のクラウドファンディングにも参加しているでしょう。小劇場をお互いで行き来して成り立たせてる人たちにも似ています。
これは、まわりから自然に起こった風じゃない。ガチの人だけが一生懸命笛吹いて、団扇であおいでいるんだけど、それ以外の人たちはそんなに簡単には踊らない。もっと身近で、もっと手軽に、見えるところで。LH的なものを普通の人(=待ってしまう人)に見てもらうには、まずは「行ったことがある」くらいの場所まで近寄っていかなければならないんでないか?
それは、ずっと前に、"その塔の上に空はあり、塔の下に地はあり、そしてすべてはつづいている…じゃん"、のエントリーに書いたのと同じ話だと思ってる。
同じ人が何回も行くのも、その回数別々のひとがいくのも売り上げは同じですが、本当は広がりが欲しいはず。

ところで本編ですが、すごっく、人と話して共有したくなる映画です。
何回見ても、様々な場面で間からばっちり顔を出してくる学くんは笑える。面白かったんで後で本人に言ったら、力こぶを作ってぽんぽんって(腕あるでしょ?のポーズ)。わざとなんだねw。

あとねえ、ある意味矢那居さんを見る映画。メイキングには、欄外で(スタッフとしてでしょう)アクションに立ち会ってる姿も写っていました。スタージャンの分身としても名前が出ています。どっからがどっちかは結構頑張って見たけど判別難しい。
あとは、Twitterに流れてた色んな感想とあまり変わりません。ダルさんのとこはやっぱ熱い。
4回も見ると、煉獄天魔王VSヤツルギのところはちょっと眠くなります。あんまりアクションばっかりだと、私はかえって単調に見えちゃうな。ブログに書きましたけど、エンドロール。そこは見てください。

11/8 福島復興チャリティーイベント in 飯能

福島復興チャリティーイベント in 飯能 (飯能整形外科駐車場)

烈風さん、勢いがある。イベントごとやプロジェクトのコマとして上から人を動かすんではなく、現場でじわじわと有機的に結びつきながら推進力が強くなってくる雰囲気を感じます。
そして、まじめですね。
冷たい雨で、お客さんより出演者の方が多かったような気がしないでもない(くらい出演者が沢山だった)ですが、なぜか活気があると感じました。 

舞台 

9/18 「「狼少年タチバナ」を見てきました。」
http://kikuyamaru.hatenablog.com/entry/2015/09/24/024200

今年観た小劇場の舞台の中ではいちばん"よくできていた"舞台。
物語の仕掛けも、俳優さんも、よくできていた。
好きかといわれると別に好きではないんですが、他人に勧められる舞台です。
どなたかが、向田邦子のような、と書かれていましたが、そうかもしれない。
後日、ぜんぜん別のイベントで、平子さんとラジオで話したことがあるという方と話してたらその芝居見たって話になり「なんであいつの芝居で泣かなきゃならないんだよー」って言ってました。

 

あと、スーパー歌舞伎II ワンピースを見ました。

これは、今年観た大劇場の舞台の中でいちばん装置/道具がとんでもなかった舞台。
ケレンケレンぜんぶケレン。ワイヤーアクション、本火(それも手から火ぃ出て、相手に移ったりする)、常軌を逸した本水、紙ふぶきを超えた紙ブリザード。クジラは跳ぶわ、レーザーは出るわ。
(ケレンの意味わかんない人は検索。ごまかし・はったりと第一義に出てきますが、そういうごまかしてるーみたいな意味ではなく、からくりや奇抜な演出を指します。宙乗りとか、早変わり、イリュージョンの類。)
その合間に義太夫が入った時、私はかつて、仏国宮殿薔薇夜話(先代猿之助の演出)で、「恐れていたことが起こった。私は全部宝塚調でやりたいといったのに、必ずどこかで義太夫が入ると思ってたんだ」と言った児太郎を思い出しましたw。 家ですかねえw

殺陣。最近歌舞伎+αのお芝居ではこういう高レベルな殺陣・アクロバットがときに見られるんで、普通の時代劇より、こっちで生きながらえるんじゃないかと思えてきてます。
花道で返った人がすごかったな。
あとね、ボンクレーをやった巳之助くんが、あまりにもボンクレーだった。それから隼人くんがかつての信二郎さん(現 錦之介)にそっくりになりましたね。

 

それから、もんもちプロジェクトの「邯鄲」。本が面白い…って言ってしまうと、芝居はどうなのよってなりますよね。でも本が面白いんだな。
私の好きな台詞は"女の男に対する評価は素敵と馬鹿ねしかない”(細部違うかも)
まさのやさんが出てまして、年齢不詳くんでした。

 

あと、まさのやさんが出てるで思い出したわ。カプセル兵団の「月光条例 カグヤ編」を見ました。
コミックの舞台化ですね。
今年観た、"うるさくて突っ走ってる芝居"のなかではいちばんよくできてた。
アクションはもちろんよくできてるんですが、人物が立ってるし、ひとりひとりの実力が非常に充実しています。

 

大歌舞伎は顔見世見たけどいまひとつ。かな。10月見に行けばよかった。失敗。

 

という感じの3ヶ月でした。

来なきゃ、お金を出さなきゃ応援にならないなんて言わない

あまたの形にならない関心や応援が裾野にあって、その何分の一かが実際に来る、お金を出す人になる。あるいは、そのような関心がたくさんあることを期待してスポンサーがついてくれたりするわけです。
イベントに呼んでくれるのだってそうだよね。
もし、どこにだってファン全員来ます、来てる人以外には応援ありませんみたいな状態だったら、顔見知りのサークル活動みたいじゃないですか。オカシイです。あっていいんですよ、遠くや、おうちからの応援。
ただそればっかりじゃあ客席が埋まりませんから、見たり聞いたりしてくれる人はほしい。
それには、来やすい状況にある人に知ってもらって、来たいなって思ってもらうことだわね。

私はさいわい今は、真っ先に動ける、自由になるお金も少々は(電車代を気にしないくらいは)ある境遇にあります。
いま他の人よりもできるというチャンスがあるから、行けないという人の、目になり、耳になる。それもついでにやってます。ついででごめんw
それと、自分たちの活動を全うしているとよそを見る時間がない、というひとのアンテナになりたいという思いもあり、いろいろと足を延ばしているつもりです。
真っ先に行った人をみて、あぶなくないなら自分も行こうって人が来てくれます。
これは、ほんとにそうなるんよ。来なかった人が写真を載せて話をすると来てくれます。
だから動きますが、こんなになんでもかんでもな動き方をするのはむしろちょっとオカシイ人ですからね。マネしなくていいですよ。
来られないのを申し訳なく思うようなこともないと思います。
好きな人を堂々と好きでいてあげてください。やろうとしていることが何か見てくみとってください。
見てるよ、いつも気にしているよ、という言葉・態度はきっと力になると思う。
#目に見えないと、伝わってこないんで、それは伝えてあげたほうがいいと思いますけど

船ができても進水しただけじゃあ進まない

船を進めるには風が要る。
気にしてくれる人がたくさんいなければ風は起こらない。

ハロウィーンもんもち邯鄲(観劇)

もんもちプロジェクト公演 もんもちながら5.0

「近代能楽集」より『邯鄲』

2015年10月30日〜11月3日 荻窪小劇場

 

10/31 ハロウィーンの日、仮装の人々が行き交う東京で。15時,19時半

一炊の夢のなかで
子は何故母親の胎よりも暗い世の中に生まれでてくるのかと言い
従順で焼き餅を焼かない女を望んだ男は、
目覚めて
すべてを肯定してくれる従順で焼き餅を焼かない女の許へ
胎内へ戻るように戻る

…いや、そもそも、そこに向かったのはすでに戻るつもりであったからであろう。
邯鄲の夢を経てもそれは変わらない。
それは生まれ変わったようで居てやはり厭世ではないのだろうか。
生きようとしなかった男が、生きたいと叫びながらたどり着いた先は花の咲き乱れる世界である
それは誠にこの世であろうか?
男は何故そこに来た。バスは…どう…なった。

*****

多少の時代…戦前/戦後に関する知識というか、そういう時代の読み物かドラマに親しんでいる人のほうが暗示されるものを読み解きやすくなるだろうと思います。
また、リアルタイムに台詞を処理していくにあたり故事/古語/芸能に関する素地が要るかも。
あと、人生経験…らしきもので見方は変わるでしょうね。

個人的には難解というほどではないと思いましたが、2回見て理解の変わったこともあります。1度では消化が難しいかな。

老け役を若い人が、若い役をそれなりの方が演じなければならないところにやや難があるように思われましたが、よーでけてる方もおられました。

*****
この時代に、この芝居。人の出来上がり方は時を経ても変わらないが
我々に聞こえてくる足音はあれとは違うのではないか。
旗をもった群衆や、使命感(主義主張に共感できるかどうかはともかく)を持った過激な「青年」のあれこれをかき消していくのは、渋谷に群がる仮装の人々のそれである。
怒りや憂いから世を変えようとする者よりも祭りに踊る阿呆である。
それが救いなのかどうか。
荻窪にて。11月3日まで。

「狼少年タチバナ」を見てきました。

9/18 牧羊犬第2回本公演 「狼少年タチバナ」
(2015 9/16-9/20 テアトルBONBON 作・演出 渋谷悠
橘史郎/テイ龍進、乾六郎/平子哲充)

「狼少年タチバナ」観て参りました
長い書き物は後に譲りますが、乾さんのあるセリフをあまり遠くない過去にリアルに言ったことがあります。
結局あるふたりの関係というのは当人達にしかわからず、相手にとっての自分の重みもわからぬ。きっと重いと信じる賭けなのだ。それが少し裏切られたときに、目の前の人間をどうする?
最後通牒と次への扉と両方の意味を持ったものをぶつけるとき、捨て去っているのか、封じ込めたのかわからない気持ちになる。そんな関係の知人がいました。それを思いました。
狼少年タチバナ、あと2日間だそうです。
(当日の私のTwitterから)

演劇です。
ワタクシ、見たら、ぱーっと忘れるようにできています。
ぱーっと忘れるつもりで行ったら、帰り際に、たいらこさんに"書いてね"、と言われたので、なんかあんまり覚えてないかもしれないんだけど、書きます。
(あ、たいらこさんってーのは平子と書いてたいらこと読みます。スタージャンのネクラー役。)
忘れたころにDVDが出るそうですので、買うから知りたくないっという方は、そっと閉じてください。
見るかちょっと迷う? そうねえ。題材が困った人ですけど、いやなものが残る芝居ではないと思います。

芝居が始まる前から宣伝に書いてあったこと、は、観劇前にみなさんが知識として知っていていい前提だと思いますので、まず書いておきます。
主人公は2人。橘史郎は天性の嘘つき。友人の乾六郎はとある理由で服役中。その乾が4年の刑期を終え出所することになっている。さて。

病的な嘘つき(…おそらく本気で病気)を描くのだ、ということについては種明かしされているので、最初から大演説をこいている橘の前で今騙されようとしている人たちがいるなということはわかる。

橘は、まあいい。こういうひとはいる…んでしょう。
(現実にそういうひとが目の前にいて困っているという方は、医学書かなんかでぴたっとくるタイプを探してみるとよい。対処のしかたも書いてあるかもしれません。)
一方で、正常なようでいて、ふつうそうはしないだろう、普通は…というのが乾という男。
どうやったらそこに至る?そうはなんないだろ?
しかし、この人たちは、そういうひととしてそこに在るのだから仕方ないのですな。そのくらい、「在る」のがこの芝居のいいところだと思います。

在るのは分かるが、中味や経緯はわからない。もしかしてそうか、きっとそうか、と種明かしのないままある程度のところにきて…
『その別々の台詞を合わせて聞く観客には、互いに連関があるかのように重なり合って聞こえ、最後に「こりゃどうしたらよかろうな」といった困惑、あるいは「どうぞ会わせてくださりませ」といった願望という一点ででぴたりと一致して、同じ語句を合唱するに至る。』(かぶき手帖2010年版から 文:児玉竜一)
…歌舞伎で、ときどきこのような仕方になることがあります。割台詞(わりぜりふ)といいます。
このようなものが、この舞台では4人で演じられる場面があります。
#ここが素晴らしかった、という感想がツイッターでちらほらと流れてきました。
ここまで行きつ戻りつして進んできた物語の主と、その鏡となる人物が
別々の時間軸と空間にありながら
ひとつの場に揃って同時に、互い違いにみずからの身の上を問わず語りする。
台詞のアルゴリズム体操というか(何言ってるんだか)、システマチックな感じが印象に残ります。
手塚治虫的なコマから急に石森章太郎的なコマになるっつーか…ますますわからないですねすみません。

この芝居は外側から観察出来る会話でほとんどが成り立っていますが
ここだけ際だって述懐めいていて内面が見えるようになっている。
貯まりに貯まった謎を一気に解くために。
そして、やがてそれが舞台の上の人々にも明かされていきます。

ひとの価値とはなんであるか。自分の価値とはなんであるか。

だれかにとって自分が重要な人と見られているか、そうでないか。そういうことが人の関係をうごかしていきます。
だが、誰に認められようとも、満たせないものがある。たったひとりのその人に認めてもらえなければ、だれに褒められようとも意味がない。そんなひとがいることがある。

橘というひとの核には、親に褒めてもらえなかった自分は価値がないものである、という確信があるのだろうと思います。
その不安は消えない。どんなに自分を大きく見せようとも。
危うい自分の足場を保ち続けるためには、自分を重要と思ってくれる人をどんどん渡り歩かなければならない。
その足下には振り回された者達が転がっている。

こんな人間に助けるだけの価値があるのか?
と、人が問う。

乾は
助けるのにその人間の価値が関係あるか?
という。
そんな人間でも目の前で落ちていこうとしていたら手をさしのべるだろう。

この気持ちはわかる。助けたい欲というのがあるんだ。
冒頭に橘が語っていたように、ひとはこの世を救いたい。
そして助けられる気がしてしまうんだ。
けど、繰り返すうちにわかってくるんです。助けても助けてもこやつはみずからはまりに行くばかりであるぞ、と。
それは延々続くのである。それこそゲームのように。
それでも助ける。どこかの時点で決めたのでしょう。
そして、そのために乾がつくりあげるのは周到すぎるほどのウソである。墓場まで持っていくはずのウソ。
ささえるのは、相手と自分としかわからない過去のできごとである。
自身の4年という重みと引き替えてもよいほどの大切ななにか。

けれどそれはほころびる。女の口から。
乾のワガママは他人が寄り添うには個人的すぎる動機であり
向かい合った関係で完全な共犯になることは難しい。
救いたいという思いは、わがままなものだ。女は男を救いたい。男は友…(?)…を救いたい。

"結局あるふたりの関係というのは当人達にしかわからず、相手にとっての自分の重みもわからぬ。
きっと重いと信じる賭けなのだ。
それが少し裏切られたときに、目の前の人間をどうする?"

どうだ、これで終わりだ、自分で救われろ!

困った人というのは、そんな簡単に困らない人になるというものでもないんで。
それは、病に気づいただけでは治らないのと同じで
やはり同じことを繰り返してゆくんだと思う。
本当の自分を知る、多分たったひとりの人間を気にかけながら。
他人の性分をどうこうするのは本当に難しいことです。不可能といっていいと思う。
外からできるのはきっかけを与えることだけ。その先は、手を出せない領域です。
そのままでは不都合で本人も苦しいということに自分で気づいて、適切な手助けを得ることができたら、光のほうへすすめるかもしれない。
ほんとうに外に出られるまでに、まだ何回も誕生日ができるかもしれないね。

演技やら演出のことは、そっち側に立つことがないのでわかりませんがきっとよくできてたのだと思う。
"世話"な感じであって(これは普通のことばにするとなんでしょう?日常の自然さのままにみえる表現?)、しかし演劇であるから、言葉を選びながら、あるいはぎくしゃくとした空気を醸しながら、あるいは小気味よいかけあいを交えながら、リズムを損なわずに進んでいく。よくできた脚本なのでしょうねえ。すんなり見られましたからね。

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平子さんに関しては
平子さんが乾六郎という存在になってしゃべっているようであった
という感じですねえ。驚くような別人になっていたというのでもないのだなあ。
むー、平子さんってこんな感じだった気もする…っていう。作ってんだか作ってないんだかわからない。そんな感じですねえ。
多分苦労して産んでると思うんですが、そこは見えないから。
まあ、よく知らないんだけど、平子さん。ツイッター見てるとやたらつけ麺ばっかり食べてますよ。胃がブラックホールなんじゃないかと思います。
帰りがけに出口のところにいらしたので1枚撮らせていただきました。撮らなくていいの?っつーから。じゃあ甘えて。
こんな髪型に髭面だったよー。ネクラー様しか見てない人驚くやねー。
あ、そうそう。お誕生日おめでとうございます。この1年も実りあるものになりますよう。

*1

*1:※本エントリーはさくらのブログから移動しました。投稿日時をオリジナルの日付に合わせてあります。

2015年6月から8月のなんかかんかじゃん

はてな以外にもう1個ブログがあって、そちらにヒーローショーなんかの写真とか、ショーの中味とかを書いてます。
ショーのストーリーには出てこないこと、すぐには書けなかった話なども交えて3か月に1回くらい、はてなブログにまとめています。行儀の悪いことも混じると思いますご容赦を。リンク先は、さくらのブログのほうになっております。

ヒーローはヒーローだなーとだけ思って見られるのがいちばんしあわせ。そのくらいシームレスだといい。
でも…それを動かすのは人間。見るのも人間。

スタージャン

ほぼほぼ見聞ショーですね。こどもさんが夏休みに入りますので、前半は体操や防犯のお芝居で、あっさり。8月に入ったら、急に、ブラ。
配役をローテーションしながら夏をのりきった感じです。

 

6/2 開港祭の最終日、映画ローカルヒーロー大決戦、なんと横浜でクランクアップだったそうです。プロデューサーさんなどからツイートがありました。
平日ですが、横浜の6/2は普段と違いますからね。ひといっぱいいたと思うんだが。
大桟橋から見た花火がみなさんにとって横浜のいい思い出になってるといいな。
私は反対側の臨港パークから見てました。

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6/6, 6/7 ヒーローはいつもギリギリ白河じゃん

ご当地キャラこども夢フェスタinしらかわ 2015

1日目6/6 雨混じりで地面に座れませんでした。
ヒーローはいつもギリギリ白河じゃん その1(スタージャン見聞)
ヒーローはいつもギリギリ白河じゃん その2(スタージャン見聞)
ヒーローはいつもギリギリ白河じゃん 声優グランプリ編(1)(スタージャン見聞)
ヒーローはいつもギリギリ白河じゃん その3(スタージャン見聞)

ここから2日目 6/7 きっぱり晴れて、パレードとか厳しそうでした。
ヒーローはいつもギリギリ白河じゃん その4(スタージャン見聞)
ヒーローはいつもギリギリ白河じゃん その5(スタージャン見聞)
ヒーローはいつもギリギリ白河じゃん 声優グランプリ編(2)(スタージャン見聞)
ヒーローはいつもギリギリ白河じゃん その6(スタージャン見聞)

福島県は白河で、ゆるキャラ、萌えキャラとヒーローの大規模なイベント。泊まりでみっちり。遠いけども、新幹線からの便が良いのでさほどつらくありませんでした。

宿が新白河、新幹線ももちろん新白河だったので、催しの後は電車で移動しました。ホームから片付けをしている会場が見える。夢のあとですなあ。
ひとりビジネスホテルでコンビニ飯が空虚でないと言ったら嘘になる。それでも旅はたのし。

ダルライザーステージはショーが盛りだくさんでした。
PCOの殺陣の安定、
時隊は、キャラ、芝居、アクション、コンセプトそろってさすがです、
ササヅカインの現場対応力もすごい。
スタージャンは1日め2ステージとも体操で、あれ??って感じ。
チームはぎりぎりの4人ですからね。できることは限られる。
前の週は開港祭と撮影。となると、凝ったものの準備はむずかしかったんでしょうねー。
とはいうもののもうちょいなんとかなるような気もします。ほかは白河のための趣向がわりとあったので。
もすこしトークとかどう?。本人って、そういうときの強みじゃん?

声優GPは、面白かった。長かったけどねー。
録音で聴くと俳優さん(スタージャン以外にもいる)の演技は違うなあと思う。
題材ごとに丁寧に扱っています。
スタタイは審査員席の近くにいたので審査を聴いてたようです。
どんな様子だったか、白河終了後のスタラジをお聴きください。

回を重ねているだけあって、イベント自体の総合的な力を感じました。お近くの方もたっくさん来てたと思うの。すごい賑わいでした。
そして、ヒーローのパートにおいてはダルさんの役割と、あつまった仲間たちの関係性。
日ごろから、このひとがなんのためにそんな恰好(ぉぃ)をしてどんなことをやっていてどんな人間なのか、うまく発信されていますよね。その誠実さと強さの前に、仲間が集い、彼の地元に敬意を示して応えている。
いい催しだったと思います。

6/13 まばたきする間の中山じゃん(スタージャン見聞)

みどりの家まつり。
この日も暑かったですねー。
障害者のための施設ですので、ベッドや車椅子で参加なさってる方も多いです。
物見遊山的にショーを見に来ることを躊躇なさる方もあるかもしれません。
しかし、(もし解放日であれば、ですが)近隣の方も来られますし、
ここで売られているものを買うことは売っている人たちへの直接の援助になります。様子を見聞きすることは、一緒に生きるための理解の手助けにもなると思う。その意図で来られる方はウェルカムだと思いますよ。どなたでも。

さて。スタージャンの新しいサインについて。さかのぼる話。
ゆめまち劇場(6/20, 21)の舞台の予約が始まりまして、先着30名にサイン入りの主題歌CDが付いてきます、という話がありまして。
それがわかったのが白河の遠征の最中だったのかな。
ちょうど、事務所のどなたかとの間でサイン、インフレ気味って話になってたんだそうです。店番の学ちゃんが話しておりました。
レア感がないっつーんで、定期的に違うサイン書くとか?みたいな軽口をたたきあったりしておりましたら
学「変えちゃう?」(←どんなサインがいいか考えたりしてる)

そして次の週……学くんのお友達のセキネさんが、この施設に現れまして、
「スタージャンの新しいサインができた…って学くんが言ってたんですよ。ボクまねできるんです。」
マジか…本気とかいてマジと読む。マジで作って来ちゃったよ。

で、ブログに書いたような展開になっております。

前にもらったひとも、機会があったら、サインまたお願いしてみてください。
かわいいです。貰った瞬間、にこってなると思うよ。

6/20,21 ゆめに乾杯!浅草じゃん(スタージャン見聞)

 浅草六区ゆめまち劇場 「ローカルヒーローSUPERライブシアター」

なかみは、さくらのブログに結構書いたのでそちらをお読みください。
待ち時間に、ある演目のスタッフの方とお話をしました。
自分のステージにまだ改善の余地ありと考えておられたようです。ストーリーをもっと入れたかった、と。アクションでがっちり固めることにベクトルを合わせたものとばかり思ったので、え?、とおもいました。
一方、すごいアクションは入れられないから自分たちのできることをやると言ってた人もいた。芝居と、本、ですかね。
合わせれば欲しいものが手に入るのに。なんで同じ日に違うステージなのだろうなあ。
そのビジョンに一緒に近づけたならきっといいだろうに。

(7/4 このへんで、濱尾兄弟は菊名でなにかしてた模様。)

7/7 2015七夕に寄せて(らくがき)

たなばた
3周年おめでとうらくがき。
本人たちが記念日を全然お祝いしないんで、張り合いがないわー。

7/11 ぐぐっとぐんま 高崎じゃん(スタージャン見聞)

イオンモール高崎
とおおいんじゃーーー。
内容としては、前の桶川よりよくなってたように思います。賞品がよかったから?それもあるね。
県の他の地区についてはほかのキャラクターがいたりしたので、スタージャンは横浜の代表という感じに見えました。
噴火の恐れがあって、箱根に元気がないときで、箱根の係の人たちが袋を配りながら持って帰ってくださーいという声に力が入っていました。

 

(7/12 このへんでヒーロー映画アフレコ)
(7/16から GYAO!で EP0, EP1.5(外伝), EP1 の配信開始。2016年1月までかけて全話配信されます。GYAO!にアクセスしたら、スタージャンで検索。EP0以外は、各話2週間公開。無料です。)

 

7/17 ぐるぐる防犯 北山田じゃん(スタージャン見聞)

北山田。つづき夏休み防犯キャンペーン

去年と同じ演目なわけです。歌わせてあげようよー。
あ、タイガジャンの眉のところが剥げてる件ですけど、ゆめまちのときに、ゴーグルのところがぺらぺらはがれてるのをメンディングテープで固定してまして…それもどうなの?って思ったけど、テープはがして塗装が剥げたんでしょうね…。
…テープ、だめー。

7/18 小雨よあがれ、桜木町じゃん(スタージャン見聞)

桜木町 政令指定都市薬剤師会統一薬物乱用防止キャンペーン
配り物系はスタージャンを観察するのが圧倒的に面白い。しかしあちこち行きすぎるので、後から広報的なものに載っかるのはタイガジャンだったりするの。タイガジャン動かないからね。撮りやすいんだ。

 

(7/19 関根さん まりおんの夢 撮影)

7/25 港南台

こどものための施設への見聞(非公開)のあと、港南台バーズでビラ配り。内容は8/8の分に併せて記載。その後港北?

先日話をしたとき、にいさんが、この日は3箇所と言ってました。
施設、幼稚園などの見聞はまとめて何本かこなすことがよくあるみたいです。

 

7/26 地面もアツアツ天王町じゃん(スタージャン見聞)

イオン天王町
あっつーいよ。
1回目がきっつかったー。もう暑い記憶しかない。

高崎でもらってきたパンフレットとかの袋に冷たいものを入れて差し入れたので、写真の背景のテントの地面に「箱根」という大きな文字の入った袋が見えます。あとから見ると可笑しいね。

8/1 帰ってきた上菅田の道の上から新横浜でビンゴじゃん(スタージャン見聞)

上菅田とラー博
お祭り。3回目ですね。感慨深いよ。去年は誰ちゃんがいて、一昨年は誰ちゃんがいて…って思い起こします。
今年はたたき売りバナナを買う時間的余裕がなくて残念。スタージャンもあまり余裕がなさそうだった。
しかし、今までネクラーとすれ違ってばかりだったのでようやく単独イベントに行けて楽しかったです。
そして…これが、この夏の「ブラ」の幕開けだった…のかもしれない。ぱんつから離れろと言ったとたん「ブラ」だとは……。
でも、この時点では、まだそれは判明しておりません。

8/2 おねえさんも鮎もさがして厚木じゃん(スタージャン見聞)

あつぎ鮎まつり (厚木中央公園)
別に鮎売ってる祭りじゃないことが判明。

本当に暑い日で、容赦ない乾いた土の上の野外。
熱中症にもマジ注意の日でしたねー。

お祭りですんで、みなさんビールが進んでいたようですよ。
ショーは、あゆコロちゃんと共演、で、久しぶりにブラしか言えなくなる薬の演目でした。
このときはまだ、ああ、コラボだからコレね、って思ってた。
まさか夏の間ずっと「ブラ」をやるための初回だったとは。

8/7 センター南、氷イチゴで道の日じゃん(スタージャン見聞)

センター南 道の日
タイガジャンお披露目ゆかりの道の日。4年目に突入してるわけですが、年1の催しで4回になったのはここが初めてだと思います。

去年はかき氷を食べられなかったにいさんが、みずから並んで今年は無事GET。光ちゃんたちにちょっとずつ分けてあげてました。
あと、スタージャンが、当日、100均で鍋とお玉を買ってきたらしいです。スタージャンママめちゃくちゃでしたが面白かった。

地元のケーブルテレビが取材に来ていて、あとから、ちょーーーローカルなニュース番組で流してました。

8/8 ぱたぱたピンチ港南台じゃん(スタージャン見聞)

港南台バーズ
物販売れてましたですね。ショーをやっていない時間に、出しっぱなしの物販机に興味を持っていく方が見られました。
通路からすぐみられる配置がよかったんでしょうねえ。 本文にも書きましたが、おばあちゃんが声をかけていくんですよ。
次の日の長津田とで、図らずも街の年齢構成の違いを感じることになりました。
長津田も旧来の街は古い方が多いはずですが、みなみ台と呼ばれる地域はまだ街が新しいのです。
港南台バーズの開業は1976年。アピタ長津田店は2005年。

8/9 跳び出す迫力、長津田じゃん(スタージャン見聞)

アピタ長津田
この日は、関根裕介さんがナリユキ4(即興芝居の舞台)にご出演。場所は大塚。
スケジュールはね、スタージャンの2回目と、舞台の1回目がかぶる。
うーん、どっちいく?って悩んだ結果、スタージャンを全部見てから、お芝居の2回目に行くことにしました。なんとか間に合う時間。

で。お気づきですかね。
今回のスタージャンのショーは、全編、朝から夕方まで関根さん不在なんです。めずらしい。
あ、関根さんとは濱尾学/スタージャン/にいさん役の俳優さんです。当ブログandさくらのブログのほうを読む際の前提知識としてください。たいていなにもことわらずに書いてます。で、濱尾巡/タイガジャン/弟が内山さんね。

毎回来るわけじゃないんでしょ?と思ってらっしゃる方もあるかもしれませんが、スタージャンのショーに関しては、まず間違いなく、関根、内山の顔がある。スーツアクターとして動いてないときもありますが、ほぼいます。

この春から夏にかけては、信頼できる分身を、スタージャンという意味でも、現場スタッフという意味でも増やすべく地固めしていた様子がほの見えます。
自信というのは、ショーをやるほうだけじゃなく、任せる側としてもあるんだと思う。
手を出さずにクオリティを保てるか?
これは、実際に保てるかどうかという事実もあるんだけど、見てなくてもほっといても保てていると確信が持てるか?
その見極めを、積み重ねてやっているなーと、外から見ていて、そういうふうに見えました。
メンバーにとっては、考えて自分で動く、とか、練習して自信をつけることとか、
マネージする人にとっては、人を育てる、動かす、任せることとか。普通の職場も同じだよなって思う。
そして、この長津田はひとつのマイルストーンになったかもしれません。

この日のショーは佳作でしたよ。
りこちゃんの必死なふるまいも、レンガットの怖さもダイレクトに伝わっていて、こどもの反応がすぐ返ってくる。ステージとステージ下の使い方も良かったな。
この演目と、この会場は相性がいいと思う。囲まれた近さと、りこちゃんへの親近感や、いじめられてる実感とかが必要なんでしょね。あと幼児が多いこと。 黙れと言われても騒ぐ子供が必要なんだ。
そうか、この近さで力が発揮される脚本なんだなって、気づかされました。
あとはパンフ振ってくれたら最高ー。これだけ会場があったまっても、ピンチになったらパンフレットを振って知らせてね、は、やってくれない。難しい。これはお約束としてちゃんと認識してもらわないとダメなやつなんだな、きっと。

で、お店を後にして…汗だらんだらんかいてあるいて(この日も暑かったよ)
ナリユキ4。(大塚レ・サマースタジオ)
即興劇です。これも当然2回見たかったです。日程重ねるのやめてくれー。
同じ選択を迫られた人が、当日…当日ですよ、すごい迷ってた。
ふふふ。そうだろ。選べないよね。

私は大塚は2回目だけ行きました。
くじで選んだ関根さんの相手役が、かいだん屋で共演した「ご主人様」こと森川さんで呼吸が合わせやすかったのかもしれない。
ほかのペアが発散してしまいがちなのに対し、機転を利かせてどんでん返しし、うまく納めてました。
関根さんは、もともと、お芝居に対して、きっちり作って計画通りにやる、という流儀らしいんですけど(ラジオでそんなことを言ってた気がするよ)、一瞬で筋を組むみたいなところにも、実は才能がある(もしくは生かせるストックがある)んかもしれんね。

余談ですが、女装があるかもしれないから、と、事前にムダ毛を処理したそうでちょっとあとの見聞のときに、伸びてきてチクチクしてかゆいと言ってました。
実際、最後の1ステージ(飛び入りなんでもあり)のときに女装で出てきてましたが、最前列の方複数名ちゃんと気づいてたようですよ、つるつるに。
そゆとこ見るもんなのね。

8/12 本牧で上下左右に迷子じゃん(スタージャン見聞)

イオン本牧
平日なので人は多くはなかった。本牧はいつももっと人が多いですもんね。
パンフレットを振ってくれない対策で、今日は練習してみました。
効果あったよー。振ってる子いたよー。でも振るタイミングが分かりにくい。ピンチがたくさんありすぎて。(汗
おねえさんがパンフレットを振ったら一緒に振ってね、かなあ。
もう少しなのにねー。

ボランティアスタッフの方のお知り合いの方がいらしたりしてたようです。
シュミで遊んでると思われがちみたいだけど、とりくんでいる現場を見て認めてもらえることは嬉しいよね。

あと、めずらしく、スタッフの方が動画を撮ってました。スタージャンくらいの規模だと公式動画って撮ってそうに思うでしょ?撮ってないねん。
自分たちで研究するためにでも撮っとけばいいのに。

この日、終わってから、次期へ向けてのおあつまりがあったみたいです。

 

(この週、おにいちゃんたち、スタラジを落とす。「言い訳はしない」は別によろしいが、配信遅れてるよという「お知らせ」は要るんじゃないかと思います。よ。)

 

8/15 炎天下、夢と祭りのお台場じゃん(スタージャン見聞)

お台場 夢大陸
なんで、お台場でやることになったんでしょうね。それも単独。
暑い日でした。とても。
ショーの後は、タイガジャンの背中が一面濡れていて、これはマズイんでは、と思うほどでした。
タイガジャンはね、スタージャンに比べるとあんまり汗かかないんです。いつも。
ということは、もう、にいさんは、よりやばいよね。
冷却水とか言ってたけど。
あんまりいると命が危険ですので短時間で切り上げて去って行かれました。
会場にお客さんとして秋山さんがいらしてました。びっくり。そこだけぱっと輝いて目の覚めるような存在ですよね。

この8月のメインになった、ブラしか言えなくなっちゃう話ですが、
この話は、昨年のサガミリオンとのコラボが初出だと思います。
☆▽ヒカリ以外におねえさん等の「おともだち」の存在が前提。りこちゃんの加入でレギュラー化が可能になりました。
りこちゃん、毎度たいへんな目に遭って熱演してるんで、写真沢山あります。
なかに、これはえらべないなー、いじめられてる感じにみえるもんなーっていうのがあって、いちばんいい表情、カットかもしれない写真をわざとはずしてることがあります。
なるべく、されるがままに見えない、意思の強さが見える写真をえらんでいます。
間近で実際を見に来てちょうだいませ。

8/16 朝だ朝だよ戸塚じゃん(スタージャン見聞)

ライフ戸塚汲沢店
きゅうりですね。
会場にスタージャンのショーはこちらで待っててみたいなことが貼ってあったりしました。
終わってから
にいさん「…どう…思います?この形式…」
ワシ「ショー…?なの?」
にいさん「……マネキンですよね?…」(マネキンって、服を着るやつじゃなくて、試食とか配るやつです。)
この手探りっぽさw。お料理見聞は毎度そんな感じですね。
しかし、めったにない趣向があって可笑しかったです。これは、来た人だけの秘密。
スタージャン結構しゃべってました。
1回目を見たあと、知人の出るイベントがあったので赤レンガに行って、2回目はパス。
片付けの頃にまた戸塚に戻ってみました。
2回目はゴマだれを使った麺のご紹介だったそうです。見た方曰く、威圧感があったとのこと。威圧感?? (;^_^A
メニューについて、ゴマだれは料理のしようもあるが、浅漬けの素は浅漬けでしょ?って苦労(?)を語る某調理師。うん、まあ…キュウリそのものだったねっ。「素(もと)」売れてたしいいんじゃないかな。

このあたり、見聞日程が放置気味ですねん。(何回も書くが)
これを見てくる人のことを考える余裕がありませんというメッセージをこんなところ(放置)から伝えちゃいけないだろうと思うんですけどね。

送り手が大事にしないんであればやがて受け手も大事にしなくなるんじゃなかろうか。それは恐いことだと思うよ。

 

(この辺でうっちぃさんの出てる映画が公開されておるらしいが本人がいまいち宣伝しない。)

 

8/22 鶴ヶ峰公園 盆踊り大会

この日はいけませんでした。

おまつり。やぐらの上でのショーだったみたいですね。
写真で見る限り、タイガジャンのマスクが綺麗になってます。
元々昼間にもなにか予定が入っていたようですが、なくなったのかな?

 

(この辺で、東京にてカビ防止剤のCM宣伝キャラバン。ほかのローカルヒーローと。)

その他幼稚園訪問、防犯教室等は随時おこなわれています。

そのほかのヒーロー

6/14 超装Dセイバーとガンバレ怖くない怪人 in 鶴川

Dセイバー 和光大学ポプリホール(鶴川)
この方々の、一方で映像をやりながら、一方で地元や子供に寄り添う姿勢自体はあっぱれだと思います。ぬりえとか、バッジとか、デザイン画とかも。そろえるものをそろえてる。わかってるなーと思う。
ですが、ショーは編集でごまかしのきかない世界でして、この日の怪人は実に弱そうだったっす。あんまり経験のない子なのかなー。
比べてごめんなんだけど、ゆめまちで見たっていうのはH.A.T。こちらは、セオリー通りに、ヤラレ役側にデキる人をあててたと思うのね。
あー、そうかー。そういう効果ってあるんだなって思ったりしました。

7/4 雨の多摩境に参上!(TV放送開始記念ちょっとだけライデンマルとおまけじゃん)

ライデンマル Mr.MAX 多摩境
いままで浅草の花やしきを拠点にヒーローショーをやっていたライデンマルが、浅草の外に飛び出てきました。
梅雨時で、結構雨降りでした。ダンスだけだったんだけど、テレビ放送開始ということもあってか、豪華メンバー。
ショーで見たかったー。
余談でございますが、このエントリーに書いといた菊名のたこ焼き屋さんの店舗に、別の「大判焼き/壺たこ焼き」っていう店が入りました。壺って?? まだ食べにいってません。

7/12 短冊の願いはなあに?オシエルンジャー in 橋本

オシエルンジャー アリオ橋本
幼児というのはなかなか想定通りに動かないものですが、
現場のこどもの動きにちゃんと向き合い、楽しく遊んでくれる先生。
そんなおなかが出てるあんまりかっこよくはない先生たち(ごめん)のなかにひときわ輝くムリー様は、この日から新コスチューム。黒と紫ですよ。やっぱ横浜を無気力にしに来てもらって、会社早引けしたい。

7/19 東京ヒーローズ→埼玉エイカーズ→星川カタビラレンジャー(誤)

東京ヒーローズ→埼玉エイカーズ→星川カタビラレンジャー(誤) <後編>
東京ヒーローズ→埼玉エイカーズ→星川カタビラレンジャー(誤) <前編>

3箇所ハシゴ
まずは、練馬でございます。
あちゅかったよもーー。まぶしい日差しが、アスファルトの上に降り注いでいました。
場所は普通のマンションの前です。あんなヒーローとか怪人とかがどさーっと現れて、あんまり知らない人はびっくりしたんじゃないかな。

エイカーズ イオンモール浦和美園
今回は顔出しの俳優さんがどなたも来られず寂しい。しかし、歌があるとは。思わぬ収穫。

デザイヤー 星川小学校
やー、やぐらから落ちるの危ないと思うけどー。グラーさん怪我しないでね。
マリンちゃんがやっと横浜にやってきました。よかったね。

最近雨後の竹の子のようにニョキニョキ出てきている単体ヒーロー的な人の活躍の場として、
ショーを主催するヒーローのゲストになるという手があって、だから、遠くの催しに沢山行く人もいるんですが、
その人がご当地ヒーローを標榜している場合はあんまり余所ばっかり行ってるとふしぎなんですよね。
かと思うと特にご当地ヒーローのつもりじゃなかったのに、周りから目をつけられてご当地ヒーローという冠がついちゃうケースもありますね。
私製ヒーローは必ずしもご当地じゃなくてもいいと思うんですが、類型化するときに、どこの?っていうのはやっぱ気になっちゃうのかね。

7/20 藤沢に招来・参上。叫べ!歌え!踊れ!

藤沢に招来・参上。叫べ!歌え!踊れ!(ライデンマル編)
藤沢に招来・参上。叫べ!歌え!踊れ!(ヤツルギ編)

ライデンマルとヤツルギ Mr.Max 湘南藤沢店

やー、舞台の上の人数が多い。賑やかでした。

この日も過酷な暑さ。アサガオとミニキサラの2役をこなす加純ちゃんがダンスや写真撮影のときに赤い顔をしていて、心配になっちゃった。ひといちばい頑張っちゃうんだろうな。体調気をつけてね。ほんとに。

8/22 浄水場あたりからー(帷子戦士デザイヤー)

にしやまつり 西谷浄水場
侵略の準備が甘めのアナグランさんたちです。
しかし、水道局のおねえさんはいい人選。聞いたことに対して実に的確に答えますし、わざとらしい演技じゃなく、ナチュラルに嫌がってました。ナイスほりこしさん。
あれ、デザイヤーに触れてないや。ぽりぽり。

ところでな、ステージの前に出てこないようにっていうお約束は、おとなも…おとなこそ守ってほしい。
でかいんだから、君がそこにいたら後ろの人は見えないでしょう?

文化

6/27,28 愛と平和と天の助けと光の国(決して宗教ではありません)

6/27 映画(川崎), 6/28 美術館(横須賀)

ラブ&ピース
園監督のバイオレンスが苦手な方でも、これは過激な話じゃないので見られると思います。あ、平子さんはそんなに出てないです。

天の茶助
沖縄のいろんな人が出てるのを探す映画。
テーマらしきものは、私は好きじゃないです。
でも、マツケン(松平じゃないほう)さんのヤクザで天使なところを両方よく使ってて。そこはいいんだなー。この人物像自体は好き。
あと、仲座さんのああいうの好き。

横須賀美術館
円谷については、この手の展覧会がいっぱいありますね。
東映のももっとあってもいいんじゃないかな。
東映は当時の俳優さんのイベントが多い気がする。
この辺は、何がスタアか?に対する考え方の伝統があるのかもしれない。
怪獣であったり、ウルトラマンであったりの造型自体が作品という見方が、円谷のものについてはありますね。
あと、私は、挿絵、ペン画が大好きだ。なんぼでも見たい。

8/30 はっぴー卆寿ちゅーめい

渡辺宙明卆寿記念コンサート
プラチナチケットになるのでは?と言われていましたが、夜の部は間際まで買えたようです。
春にも今回やらなかった曲のコンサートが予定されていますので、今回逃した方は次に是非。

 

芝居など

阿弖流為

これは、はてなのほうに書きました。
染五郎、やっぱり普通の歌舞伎よりこっちのほうがかっこいいよw
お話としては13年前のと今回の歌舞伎NEOとの中間くらいの陰影がいいんじゃないかと思う。
練り直してもう一度観たい。あと、いい殺陣でした。
大きな舞台での殺陣で、上川隆也さんの真田十勇士を見たとき、これじゃねえええ、って思ったんだが
私の求めてるのはこっちだった。

ほか、ブログで書いてない芝居を二本。スタージャンを支える人たちが出ている舞台に出向きました。
ほんとは平子さんのも見ようと思ってたけど、仕事で行けず。

真田十勇士・序章〜戦国アサシン〜

光秀さんだけは、ああ、この所作、時代劇の人に違いない。落ち着く。と思った。あと半蔵さんの立居振舞。素敵でした。
そこ以外はねー。筋があるようなないような。ゲームかキャラクターショーのようなノリでした。
こんなに人を出してお金を取る芝居ではないんじゃないかい。もっとこぢんまりできそうなものです。 

ストスマイル

最後まで集中して見られました。ラストスマイルの意味、見るとわかります。
よく段取られた殺陣で危なげがない。また、キャラクターのそれぞれにファンがつきそうです。
再演に再演を重ねている舞台だそうです。練ってよくなるということはあるんでしょうね。
それにしてもあんなにぎっちぎちにお客さんを入れて大丈夫なんでしょうか。


というような3ヶ月。8月の最後のほう雨交じりですーっと残暑がひいたので暑い夏だった印象が薄れましたが、 そこまでの日差しはキツかったですね。日焼け止めは袖に隠れるところまでちゃんと塗ろうね。変な形に焼けるととっても残念です。 では。