kikuyamaru's blog

こちらにはノンジャンルの長文などを書いています。

四十代を歩む役者のにいさんへ

昨日、誕生祭に寄せてもらいました。大変な時期の実施になってしまいましたが、たぶんやるだろうなと思ってました。いつも誕生日に別の予定(他人のバースデーイベントとかw)が入ってお祝いができなかったのを今回は時期をずらしででもやると決めてたんだものね。

40という歳に寄せて。

私が、30代後半から40代にかかるころは、あまり面白い仕事がなくくさりかけておりました。
やがて、全然違う所に放り投げられて修行をすることになりました。そこではなかなか越えられない壁があって、ひとりで何度も当たっては砕けまくっていました。それが☆ジャンの始まった頃だったかな。
現在はその頃の引き出しを開けることがまた必要になってきました。通った人の少ない道を通っておくというのは、それだけで強みのうちなんだなあ、なんて思ったりしています。

40代の役者さんは、企画力や人脈や人を動かす力、技術、体力、ココロといったことが揃って、やりたいことを形にして見せてくれる(カモシレナイ)面白い時期だと思う。
キレイなひとはキレイでない役にも挑めるようになり
場がなければ作ってしまうこともでき
自分にできないことはひとの力に頼ることもできる。
いま自分の行ったことのない道をもっと通っておくことが、もっともっと先で若い人に何かを伝えるときの糧になるんじゃないかと思います。
(とか言って、私がもっと色んな役を見たいんだ。)
もっとさきへ、もっと幅を、もっと違う枝へ。

そして、ああ、あれもこれも良いけど、やはりこの役だねという役がひとつできていたらよいなと思います。