はてなブログ以外にもうひとつブログを書いています。
さくらのブログでやっています。
さくらのブログでやっています。
この、さくらのブログが新規ユーザ登録を停止とのことなので、もう余生モードなのかな…と予想し、コンテンツを移動することにしました。
移動先については悩んだのですが、私のブログは、1エントリーに画像が100枚くらい載ってることもあるので、いくら有名でも、画像の枚数が限られているブログではダメです。
(というか、さくらのブログをなんで使っているかというと、もともとさくらのレンタルサーバを借りてるオマケなんですね。だからサーバはあって当たり前なの。)
なお、WordPress自体のインストールについては、詳しく書きません。さくらのマニュアルを見てください。
サイト引っ越し屋さんのページです。
WordPressのインストール(さくらのレンタルサーバの場合)
出てきた画面で「データベース作成」をぷちっとして、データベースを1つ作成します
そのほかの項目を入力して「作成する」をぷちっとしてしばらくまちますと、インストールが完了します。
WordPressのバージョンは5.5でした
↑このへんの詳しい説明は略。さくらのレンタルサーバのマニュアルを読んでください。
とりあえずインストールできたものとします。
ログイン
管理画面URLにアクセスする
http://なんとかかんとか/wp-admin/
インストール時に設定したWordPressユーザ名と、パスワードでログインする
とりあえず最新にする
左上に「WordPress 5.5.3 が利用可能です ! 今すぐ更新してください。」が出ていたので、リンクを押して更新。
以前に入れたMTと別のWordPressに影響がないか確認すると、別のWordPressで、StatPress Reloaded がエラーになったためプラグインを無効化。アクセス解析は何か他のでとりますかね
さくらのブログについては、独自のアクセス解析がついててそこは良かったんだよな。
さくらのブログから記事を救出します
さくらのブログの編集画面にログインします
目的のブログの「設定」をクリック
その他の下にある「エクスポート」をクリック
取得範囲が全期間になるように選択する
「エクスポート」をクリック
なんだとぅ?
ちなみに私の記事数はたった600っぽっちなんだぜ?
…ということで、どこまで行けるのか不明なのだが減らしてやってみますね。
お。いけた。
こんな名前のファイルがダウンロードできています。
mtarchive-ブログの名前-2012-12-2013-12.log
これを全期間落とせるまで繰り返すと。
エクスポートファイルは2MB以内にする
ここでですね先回りして確認しておかないといけないことがあります。
WordPressのインポート機能が2MB以下しか対応しておりません。
おおおお、せっかく落としたのに2.1MBとか。
私は、落とし直すのが面倒なので、エディタで分割することにしましたが、最初から2MB以内になるように、取り出す期間をコントロールするほうが楽でしょうな。
エディタでファイルを分ける場合は、
記事の始まりはAUTHOR
記事の終わりは------- (7個のマイナス)
となるように分割します。
おおむね1万行を目安で分ければ大丈夫そうです。
イメージの移動…はしませんでした
さくらのブログのイメージが入っているフォルダから、イメージを移動します…
…だと思ってたんですが、結論として「なにもしませんでした」。
※別サーバに移転する人はちゃんとイメージを移動させてください。
ウチの場合、さくらのブログのイメージは、
の下にありました。
一方、MT形式のエクスポートのファイルの中を見ると、イメージはURL形式で書いてありますねん。
イメージの参照先URLは http://レンタルサーバのドメイン/sblo_files/ブログのホスト名/image/イメージのファイル名.jpg
です。
ローカルのディレクトリを相対的にみるんじゃなくわざわざURLでアクセスしてるのね。これにブラウザでアクセスすると普通に表示できます。
で、ウチの場合、移転先も同じサーバなので、なんか、わざわざイメージをコピーして、URLを全書き換えするのはあほらしくない?
…ということで、一旦イメージは元のフォルダに置いたままにし、元のURLで参照することにしました。
つまり、古い写真達は、もとのさくらのブログと、あたらしいWordPressのコンテンツの両方から参照されることになります。
寄り道:念のためバックアップだけ取ることにします
もし、さくらのブログにアップした写真も全部消されちゃうよーというような事態になった場合を懸念して、一応写真のフォルダをtarでアーカイブしてダウンロードしておくことにしました。
ssh でサーバにログインします。
tar cvfz なんとか.tar.gz ./sblo_files
こんな感じ。
これが4万ファイルくらいありましてな。ほーほほほほ。
処理が終わったら、なんとか.tar.gz と言うファイルができているので、これをFTPで手もとにダウンロードします。
3GBありました。混んでる時間帯にやると叱られそう(汗)
コンテンツごと別のサーバに持っていかれる場合はこれを、目的の別のサーバにアップロードして展開ということになるかと思います。
展開するときは
tar xvzf なんとか.tar.gz
です。
今回は、やりません。
以上、寄り道
インポート
いよいよインポートだよ。どきどき。
出てきた画面で「Movable Type と TypePad」を「今すぐインストール」します。
インストールができたら「インポーターの実行」というリンクができているので、それをクリック
はい、ここで問題。
ファイルは2MB以下ですと。
はぁぁ。(ため息)
先ほど書きましたが、仕方なく2MB以下になるようにエディタでファイルを分けました。
最初から2MB以下であればやる必要ないです。
サイズに問題がなければ、さくらのブログからエクスポートしておいたファイルを選択します。
はい、更にもう一つ問題。 safariだと動きませんでした。(なんやそれ)
しょうがねえなChrome使うか。
1つ選択できたら「ファイルをアップロードしてインポート」というボタンが出るので押します。
投稿者の割り当ての画面が出ました。
さくらのブログでは「菊弥丸」が投稿者だったのですが、漢字でログインはトラブルの予感がしますので、すでにWordPressに作ってあるユーザーに割り当てることにします.
で、「実行」
という感じになります。
ではお楽しみくださいをクリックして、確認します。
体裁はともかくよめてるようです。
インポートツールに戻り、
「インポーターの実行」→「ファイルを選択」→「投稿者を割り当て」→「実行」 をインポートするファイルの数だけ繰り返します。
これで、記事のインポートは完了です。
以降は、微調整。
タグがついてない
えぇぇぇぇぇ。カテゴリはインポートできるのに、タグはインポートしてくれないの????
しかたないので一括編集で地道に付けました。しくしく。
パーマネントリンクがアレ
記事のURLが日本語になってるので、タイトルのリンクをクリックしても、リンク先が見つかりません。
oops! って言われちゃいました。しくしく。
URLスラッグを使おうと思いましたが一括で変えられないらしいです。まじかよ。
ということで、タイトルを使わない形にパーマリンクの書式を変えます。
設定>パーマリンク設定
sample-post を含まないカタチにします。
数字ベース。もしくは カスタム構造にします。
私は以下にしました。
コメントがクローズされている
必要があれば「許可」します。
ちなみに、あっとゆーまにスパムの温床になったので対策をお進めします。
リンクの張り直しをします。
イメージは、先に書いたとおり、元の場所を参照することにしたので、今回は変えません。(変える人は変えてください)
となると必要なのは、自分のブログの他の記事を参照しているような部分の変更になります。
さくらのブログのエントリーのURLは以下のような文字列になっています。
http://ブログのホスト名.sblo.jp/article/00000000.html
※00000000 の部分は任意の数字です
それがWordPress側のどの記事になるのかを探して書き換えます。
えーぇえぇーえーえ。これはめんどくさいな。新しい記事のURLが分からないもんね。
すごくがんばれば自動化できる気もしましたが、ここは諦めて、手でやることにします。
エクスポートしたファイル内の ブログのホスト名.sblo.jp の出てくるところを探したところ37箇所でしたのでまあまあ、このくらいなら手でいけるでしょう。
WPのダッシュボードの投稿>投稿一覧で、"ブログのホスト名.sblo"の文字列を検索して、その文字が入っている記事を編集します。
別のウィンドウで、その"ブログのホスト名.sblo”が、WPのほうのどの記事であるかを検索してURLを特定します。
戻って、編集している記事の該当部分をWPのほうのURLへのリンクに書き換えます。
以上でお引っ越し完了。
ですが
よく考えてみると、こちら(はてな)のブログから、さくらのブログへのリンクがわさわさありますね。張り直しかーーーー。
ということで、それはまだやってません。
ほんとにさくらのブログがなくなるときにやろうかな。